怒る自分を許す

きのう、自宅オ近所にファミリーマートがオープンしまして。

ファミマは新店開店時に、シュークリームの特売をするので

仕事帰りによって、買って帰ることにしました。

自分の住んでいる街に、新しいお店ができるというのは

嬉しいことですね。

さらに私の場合、昔ファミマで働いていた歴史があるので、

できたのがファミマだとさらにテンションが上がります。

行ってみたら、やっぱりシュークリームが特売で

大量に並んでいました!

家族全員分のシュークリーム4個を抱えて、

レジに並んだのですが・・・。

私の前には一人しか待っていないのに、

いつまでたってもレジ街の順番が前に進みません。

2つあるレジの両方に目をやると、

レジと袋詰めを担当しているのが、いかにも

「人生で初めて、アルバイトということをしています」

という雰囲気を十二分に醸し出しだ

高校生たちでした。

そこに、ファミリーマートの本部の社員証をつけた

若い社員がサポートで指導しながらレジを打っていました。

その光景を見たときに、慣れない高校生が

頑張ってレジを打っているのだから

遅くてもしょうがないなと思ったのと同時に、

高校生ではなく、サポートしている

若い本部社員の方に意識が向いたのでした。

この社員さんはおそらくこのお店を担当する

営業担当(スーパーバイザー)ではなくて、

新店開店時に応援で駆り出される、

1、2年目の新人社員さんです。

私も新人だったころ、

新店ラッシュの栃木県に転勤になり

数十店の開店支援をしてきたのでわかります。

その新人社員さんの、まじめそうで

きっちりと仕事をこなそうとする姿が、

まるで昔の自分を見るかのようで(<自画自賛!?)

とても共感を覚えたのでした。

レジが遅くてお客さんににらまれながら、

不慣れなバイトさんたちを指導する姿に

思わず心の中で「頑張れ!」と

苛立つより、エールをお送っていた自分がいたのでした。

その時の自分を後から

振り返ってみて思いました。

・・・

よくないことがあると、つい

「●●のせいで怒らされている」

と思うことがありますが、

でも、本当はどの態度をとるかは

「相手の問題よりも自分の感情の問題」

だなと。

・遅いから怒ることもあれば

・遅いけど怒らないときもある

さらに、

・遅いからエールを送りたくなることもある

人は、自分の都合で怒っているだけなんですね。

自分のせいなのに、他人のせいにしてしまうと、

人間関係がギスギスしたものになってしまうのでしょう。

自分の選択で怒っているのだと、

自分の感情をちゃんと所有さえすれば

いらぬ人間関係のいざこざはきっと減るはずです。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「怒る自分を許そう」

怒る自分を許すと、

ずっとわがままに怒り続けると

思う人がいるかもしれません。

でも、そうはならないでしょう。

怒るといういうネガティブな感情が

自分の中にもあることを

認められるようになるということは、

広い意味で、自分の中にある

ネガティブな感情を所有できることにつながります。

ネガティブな感情がないふりを

しようとするから怯えて不安になるのです。

不安があると怒りたくもなります。

ネガティブなものでも

自分の中に実際にあると認めることは、

自分の存在をありのままに認めることと同じです。

自己肯定は、安心につながります。

怒る自分はせめて改善しようとするよりも、

認めて受け入れたほうが、解決は早いです。

確かに世の中には、改善しようとしたら

すぐに改善できることもあります。

でももし、長年改善しようとしても

なかなか難しいことがあたっ時には、

「改善しよう」とする意識そのものが、

間違えているのかもしれません。

視点を変えてみましょう。

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