動機は不純なほうがいい

「雨の日も風の日も、自分はいつもここにいる」

そのおかげでとても助かっている。

・・・

ときどきメルマガやBLOGについて、

「なぜ、自分の内面を見つめることをテーマに書くのか?」

訊かれることがある。

もっともらしい理由を一つあげるなら、

「傾聴の本質は、自分の心の傾聴力の高さが大切だから!」

ともいえるば、正直言うと、

もっと大切な理由がある。

その理由とは・・・

「ネタに困らないから」(笑)。

雨の日も風の日も、自分はいつもここにいる。

何も変わった情報などなくても、

自分がいれば、最低限ネタになる。

「ネタに尽きないから、自分をテーマにしている」。

それが真実。

以前、BLOGを書き始めたころは、

いつも新鮮な情報を提供しようと試みた。

でも、2週間で挫折した。

いつも感情や感覚の話を話題にするのは、

私がここにいる限り、

私の中の感情というネタは

いつでもここに存在するから。

つまり、

自分の内面さえ見つめることができればいい

という条件付きで、

ネタに困らないから、今のスタイルにしている。

また、人間観察が趣味だから、

観察対象を自分にして、

趣味と実益を兼ねているともいえる。

でも、ただ生きているだけでは

ネタは乏しくなる。

だから、自分を損なわない範疇で

適度に新しい体験をしに行くことを好む。

たとえば、

気になっていた酸素カプセルを体験しに行ったり、

散髪屋を変えて見たり。

はじめていったお店では、

店員さんによく話しかける。

すべては、個人的な興味でもあり、

ネタ作りでもある。

とにかくはっきりいていることは、

自分の内面の感覚に関心が高いと、

自然と行動力があがるということ。

そして、

動機は小難しくなく、

不純はほうがやる気が出るということ(笑)。

「行動が大事」。

「行動しなければ意味がない」。

「行動がすべてて」。

と、行動すること自体を目的と捉える

考え方に縛られているのではなくて、

(表面的にはあえて、そういう言い方をするときもあるが)

自己観察をしたい欲求の方がまず先にあって、

そのためには、行動すると観察しやすいから、

行動するだけ。

行動は目的ではなく手段。

もっと言えば、

ブログを書きたいという目的があるから、

自己観察を手段として使っているとも言えるし。

さらにいうと

人間観察はもともと趣味だから、

ただそれを楽しむために、行動しているだけとも言える。

頭で思考して出て来た動機は弱い。

動機は不純であればあるほどやる気が出て、

本気で取り組める。

似た経験はきっととあなたにもあるはず。

もし企業が本当によい成果を上げたいなら、

他人を傷つけることでなければ、

不純な動機で働く人をたくさん増やしたほうがいい。

楽しいから続くし、本気になる。

つまらないことは、正しくても嫌になる。

・・・

ブログは仕事として、真剣にやっている。

でも、どうせやるなら、

私は楽しみたいし、楽をしたい。

だから、ときどき、

自分にしかわからない遊び心を

ブログの記事に入れたりもしている。

書くことに自分が満足している。

自分が楽しんで書く姿勢は結果的に、

他の人にも興味を持ってもらえていると思う。

みんな感性にあう人と付き合いたいから、

まず、感性を発信している人に目が向く。

理屈好きからは遠ざかる。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「動機はまちがいなく、不純なほうがパワフル」

感じる力が弱い人は、

何をやってもうまくいかない。

仕事も人間関係も、結局理屈より

感性が求められる。

それは、過去、すべてが負の連鎖だったころの

自分を思い出して見てもよくわかる。

なにごとも、不純でいいから

やる気が出る動機をみつけよう。

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