あせればいい

いつもありがとうございます。

子供の頃からO脚気味、膝と膝はつかなくても、

人の心と心はくっつけたい、岩松正史です。

安心して暮らせることも素晴らしいけれど、

焦りながらでも、日々元気に暮らせるなら、それも素晴らしい

小学6年生の娘にiPhoneを与えて、早1年。

約束を守らないので、没収してみた。

「夜8時以降は、どのような理由でも使ってはいけない。所定の場所に置くように」

という条件付きで渡したのに、

いつの間にか夜8時を過ぎても使っている。

そのことを指摘して改善を迫ると、

しばらくたってから、

やたらと夜、トイレに行くようになった。

一度入ったら15分とか出てこない。

しばらく本気で腹痛を心配していたけれど、

そのうちに、

トイレに行くときに必ずiPhoneが

なくなっていることに気がついた。

トイレの中でiPhoneをいじっていると確信した。

ある日、トイレの扉越しに、

「iPhone使ってるだろ、没収するぞ!」

と脅したら、

「お腹が痛くているだけ!」

と言い張ったけれど、

その日以来、トイレに長時間行かなくなった。

娘はリビングで夜8時過ぎに

iPhoneを使わなくなった。

ホッとした。

ところが・・・

・・・

別のある日、夜使わなくなったはずのiPhoneが

娘が寝たあと、

なくなっていることに気がついた。

娘の部屋に見に行くと、

iPhoneを使ってはいなかったけれど、

「目覚まし用に必要」

といってきた。

「確かに目覚ましとしては必要かも・・・」

自分も目覚ましに使っているので、

一瞬そう思ったけれど、

どうせまた、寝室に持っていけば

黙って使い始めるに決まっている。

それに、

わが家には、使っていない目覚まし時計が3つもある。

それを使えばいい。

見ると、すでにそのうちの1つの目覚まし時計が

娘の枕元に置いてあった。

「それを使え」

と伝えて、iPhoneを没収した。

・・・

その日以来、iPhoneは夜8時以降、

リビングの決まった場所にあり、

娘は目覚まし時計を使って起きている。

与えた目覚まし時計には、

バイブ機能やリピート機能がないため、

若干パワー不足な気もする。

確かに、ときどき寝坊もしているけれど、

焦りながらちゃんと

学校にいっているから、

人生にはたいした問題ではない。

そんな、自力で起きたり、

焦ったりしている娘の姿を見て

「これで良かった」と思った。

・・・

人はよく、

「焦らないで暮らすにはどうしたらいいか?」

考える。

でも、私の考えはちょっと違う。

「焦ってもできればいいじゃないか」

と思う。

それ以上に、

「焦ったほうが、いい結果につながる」

と思うことも、しばしばある。

・・・

例えば

夏休みの宿題は、ギリギリまで貯めてから

焦ってやったほうが早く終わる。

仕事も、準備不足で焦ったった経験がある方が

次よりしっかりやろうとする。

焦ってもできることは多いし、

焦ったからこそ、次の本当の学びや

成長につながることもある。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「焦りながら、やれればいい」

能力は変わらなくても、

物事に対する意識が

自分の中で変わるだけで、

人はすぐに生きやすく

なることが出来るから面白い。

これをお読みいただいているあなたも、

よかったら、焦らない自分よりも、

焦ってもできてしまう自分作りをしませんか?

ものすごく楽ですよ。

<お知らせ>

自分の意識に気付き、

相手の意識に気付く、傾聴1日講座®。

今年最後の開催は、

12月16日(土)飯田橋です。
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http://bit.ly/2qvtDuo

 



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