ときどき大は小を兼ねない

ちょっと奮発して高い、いいベルトを買った。

最初はかなり長かったので、はさみでカットすることにした。

「穴3つ分くらいは、詰めても大丈夫なはず」

と確信して、一きりバッサリ切った。

そうしたら・・・。

一番大きくしても、最後の穴がお腹周り
ギリギリ入る位置に来てしまった。

大きく切り過ぎたら、ギリギリになってしまった。

大きく切ったのは、失敗だった。

・・・

ある日、息子の運動会のおにぎりを作っていた。

混ぜご飯もいいだろうと、市販の
「おにぎり用味付きおかか」の粉を初めて買ってきて作った。

1袋200g入りだった。

分量を見ると「茶碗3杯に120g目安で」と書いてあった。

混ぜようと思っているご飯の量は、
ご飯4杯分より少し少ないくらいだった。

「3杯よりは多いから、いいだろう」と思い、
一袋全部入れてしまった。

そうしたら、味がものすごく濃くなってマズくなった。

大きく入れすぎたら、失敗した。

大は小を兼ねるということわざがある。

これは、大きなものは小さなものの
役割を補完するという意味。

大きな靴に小さな足は入っても、
小さな靴に、大きな足は入らない。

だから、大は小を兼ねるといえる。

つまり「大」きいのは、いまある物の方のことで
「やり過ぎてしまった適度の大きさ」
の方ではないということがわかる。

やり過ぎてしまうと、元に戻せなくなってしまう。

・・・

人は人生に大きな変化を期待します。

でも大きく変わり過ぎてしまった人生は、
失敗したと思ってももう二度と戻すことができません。

完ぺきを狙いすぎると、やり過ぎになってしまうことがあります。

100の変化を求めるより、ちょっとたりない
70~80%の変化をして、あとで
微修正を加えるくらいがちょうどよさそうです。

ベルトも少し長めに切っておけば、やりなおせたはず。

おにぎりのおかかも、少し味がうすければ、
あとで足せばよかったと、反省しました。

でももう、つぎはもう同じ失敗はしません。

修正が効くということは、
大きくやり過ぎていないということだから、
まだセーフということですね。

大きく変えすぎるのは危険です。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「やり過ぎてしまうと、大は小を兼ねない」

少し足りないくらいで様子を見てみましょう。

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