予約した精神医学の本たちを
図書館にとりに行った。
あまり最近、図書館にはいかない。
なぜなら、
たった1冊の本のために
何日か待って受けとりに行くより、
Amazonで中古を買ったほうが
楽だから。
Amazonの注文ボタンを押すたびに、
「Time is Money」
という言葉が脳裏をよぎる。
・・・それは、さておき、
今回はそういうわけにはいかない。
5冊ほど必要なので。
最終的にどれか
買うことになるにしても、
下調べをしておきたかった。
だから図書館に注文した。
普段行き慣れない、
図書館に向かう途中には
大きな川がある。
その川の河川敷にある、
歩行者専用道路を歩いて
図書館に向かうのが、
一番早い。
大きな道路の橋を
越えたところから、
河川敷の歩道に入った。
そこからほんの200mも歩き、
河川敷から右に階段を降りれば、
2分で図書館につくことができる。
普段、川沿いを
散歩などしないので
いつもの喧騒とは違う
ゆったりと流れる散歩の時間に
心地よさと、違和感の
両方を覚えた。
少し歩くとすぐ、
河川敷から右に降りていく
私にとっての出口が見えてきた。
そこを降りれば目的地は近い。
でも、その瞬間、ふと
あることが気になった。
「もし右に降りず、まっすぐ行ったら、この道はどこまで行けるんだろう???」
右には降りない「人生」に興味が沸いた。
一瞬、まっすぐ進みたくなくなった。
でも、
その時は自分を押さえて、
素直に階段を右に
降りることにした。
なぜなら、
「今日の目的地はここにあるから・・・」。
でも、今日の目的地が
ここにあるからといって、
人生の目的地は図書館ではない。
その日その日で目的地は
違っていいはずだ。
そこで思いついた。
「いつか、河川敷の先まで歩いていくことを、目的にした日を作ろう」。
と。
・・・でも
「いつか」と思うと、すぐに忘れる性質(たち)。
その場でスケジュール帳を開いて、
河川敷の先まで歩いく日時を
スケジュール帳に書き込んだ。
雨が降らなければ、
その日はトコトン歩いていこう。
人生の目的は、
今日だけのものもあっていいし、
明日変わっても、
付け加わってもいい。
自分さえ満足していれば、何でもいい。
どこまで歩けるか???
あっという間に
終わってしまうかもしれない。
イヤになるほど、
長いかもしれない。
納得できるとこまで、
歩けばいい。
今から楽しみ。
また、
歩くことに合理的な
意味などない。
「ただ自分が満たされる」。
ただそれだけでいいではないか。
人生の目的地は、
足すことも、引くことも
変えることも変幻自在。
ただ自分が満たされれば
それでいい。
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