雪が降ってもスタッドレスタイヤに履き替えない心理

関東では2年前の2月の週末に

大雪が2回降りました。

翌日は道路が凍ってしまいました。

わが家は小高い丘にあり、

車で昇り降りできる道は2本あります。

一本は、

道幅はそこそこ広いが急坂。

もう一本は、

なだらかだけれど裏道のため道幅が狭く、

日陰も多いので雪が溶けにくい。

大雪の翌朝、保育園に息子を送り届けた帰り道。

どこから家に帰ろうか悩み結局、

道幅ばが広く急な方の道に行くことにしました。

そちらんほうが雪がよく溶けてるかも

しれないと思ったからです。

しかし実際行って見たら

坂でノーマルタイヤの車が立ち往生して

大渋滞を引き起こしていました。

これはダメだと思い引き返し、

もう一本の道に迂回しようと走っていたら

向かうからきた対向車が私の車とすれ違った直後、

前の車に追突した瞬間を見ました。

ブレーキを踏んだものの

すべり止まり切れずに滑って追突したのでした。

その車もノーマルタイヤでした。

・・・

先日も関東では初雪が降りましたね。

翌日、保育園の帰り道で気づいたのは

相変わらずノーマルタイヤの車が多いことです。

雪が降ったら車には乗らない人ならいいですが、

乗るなら雪道用タイヤにしなければ、

自分が加害者になるかもしれないと

思わないのかな?

「ちょっとそこまでだから」、

「たまのことだから」

ではすまないことになるかもしれないのに・・・。

と正直ちょっと不満と不安に思いました。

わたしが長野出身だからというわけではないですが、

氷雪をノーマルタイヤで走ろうなんて

いろいろな意味で無謀としか思えません。

雪国の人が見たら

死にたい(誰かに怪我をさせたい)のか?

と笑われそうな気がします。

でも2年たっても現実は変わっていませんでした。

・・・

社会人の常識では

変化への対応やリスクマネジネントが

大切だと誰もが知っているはずです。

でも少なからずその社会人が

ノーマルタイヤのままで街を走り続けてます。

つまり人は学習しても、

変わりたくはない生き物なのです。

残念な現実ですね。

そしてもうひとつ。

ここに変わりたくない人が一人います。

私です。

人は変わらないと学習しつつ、

腹を立て続けているの私がいます。

これもまた残念な現実であります。

「変わらない人に腹を立てている自分が、変わらずここにいる」

何とも皮肉なものです。

人は自分と同じ欠点を他人に見せつけられると

腹を立てたりするものですね。

ならば、

変わることの大切さを説くよりも、

変わらないことを受け入れる心の広さ

を身につけないと、

自ら住みにくい世界を作ってしまうことになります。

変わる大切さを説いても、

人は決して変わらない・・・。

その現実を受け入れる器が私には必要そうです。

「答えは自分の中にある」ということは、

腹を立てたくなる原因の答えも、

自分の中に見つけることができる

と、いうことになりますね。

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