いつもありがとうございます。
小学生ころ「ザ・ピーナッツ」になりたかった、岩松正史です。
・・・
「どうなれたらいいと思いますか?」
カウンセラーがよく口にする質問です。
でもこの質問の仕方は、なかなかよい
成果に結びつかないことがあります。
「そういわれても・・・」
クライエントに困られてしまった
経験はないでしょうか?
そもそも意図してした質問なら
困ることはないでしょう。
でも、なんとなく願望を訊いてみただけだと、
そこで行き詰まってしまったりします。
カウンセラーもクライエントも
どうなりたいかを知りたい。
でも、どうなりたいかを知るために直接
「どうなりたいですか?」と訊けば
すぐわかるというものではありません。
そんな時におすすなのが
「逆を訊く」ことです。
どうなりたいか知りたいなら、
「どうなりたくないか?」
を明らかにしていくといいでしょう。
なりたくない姿の反対にあるものが、
なりたい姿に「近い」状態になります。
問題解決の選択肢を
「なりたい自分像になる」
に固定してしまうと視野が狭くなります。
そこにもう一つ
「なりたくない自分にならない」
を加えると、選択肢が広がります。
例
A.なりたい自分→「芸能人になりたい」
B.なりたくない自分→「サラリーマンにはなりたくない」
Bでは、サラリーマン以外の職業は
一応全部選択肢に入りますかラ、
選択の仕方が大きく変わりますよね。
いまのは極端な例ですがとにかく、
なりたい姿を明らかにしたいなら、
「なりたくない姿」を
しっかり理解することで、
「なりたくない姿以外」がわかってきて
問題の定義そのものを
広げることが出来ます。
傾聴するときになぜネガティブな思いも
しっかり聴く理由の人とはそこにあります。
ネガティブな思いがわかればわかるほど、
ポジティブが見つけやすくなるのです。
ネガティブを避けていると
いつまでたっても本当の
ポジティブが見つかりません。
ポジティブになりたい(したい)なら、
ネガティブをしっかり理解るのが、
近道です。
<お知らせ>
ネガティブな気持ちを支えることで、
ポジティブになる支援になる
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