心の柔軟性

嬉しいことがありました。

4年ぶりに本の出版が決まりました。

実施にはこれから書き始めるので、
書き終わらないと
発売にはならないわけですが(笑)

こうして発表することで、
自分に気合を入れています。

前回出版したときもそうですが、
出版するというと

「すごいですね」

といっていただくことがよくあります。

自分一人の力で出版は出来ないので
いろいろな方といいご縁があっての出版です。

本当にありがたいことですが、
「すごい」かというと
そうでもないことを知っています。

すでに出版を経験された方なら
おそらくわかっていただけると思いますが

出版はある「条件」が整えば
簡単ではなくてもある程度
誰でもできるはずのものです。

私が思う出版の条件とは

1.特別なノウハウや経験がある
2.書きたい熱意がある
3.読む人目線の表現や内容に書き換える柔軟性がある

出版したいという方の中に
1と2がある人は結構いるように思います。

でもせっかくすばらしい独自の
ノウハウや経験がお持ちなのに
自分ではその価値に気づいていない人もいます。

また、熱意はあるけれど、
客観的に見ると伝えない内容が、

意外とありきたりだったり
独りよがりだったりすることもあります。

でも出版を目指すにあたり、
個人的に一番大事なのは
3の柔軟性だと思っています。

本の出版は人生の記念になるので、
自分の想いのたけを存分に
書きたいと思うのは当然です。

でもそれが読む人の役に立つかが
一番大事ですよね。

出版社さんから見ると
出版は商売です。

読者から見ると
本は自分の必要を満たす手段です。

熱意がつよすぎるとつい、
自分の理論は必ずみんなの役に立つはず!

と思いがちですが、
そうとも限りません。

相手が必要としているものが何か?
なぜこの本を手に取ろうと思ってくれるのか?

自分とは違うかもしれない
読む側の立場や気持ちを想像して、
書かないと視野が狭くなってしまいます。

そうならないためには
いろいろな人のためになるよう
表現や内容をかなり工夫しないと、
押し売りになってしまいます。

書き手の心の柔軟性が大事です。

改めて今自分が書いたことを肝に銘じて
執筆にとりかかります!

・・・

世の中には出版社とつなぎ役をしてくれる
出版コーディネーターという
職業の方がいらっしゃいます。

人によりコーディネーターさんに支払う
費用もピンキリです。

自分で出版社に売り込むのではなく、
コーディネーターさんを通した方が
スムーズに話が進みます。

どうせ無理と思ったらなにもはじまりません。

でもやってみたら、出来るかもしれません。

やってみないと分かりません。

1から3があると自負する方は、
出版を検討してみてはいかがでしょうか?

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