「のに」ではなく「から」では?

いつもありがとうございます。

「蛍の光」と「別れのワルツ」が別物だと
最近ようやく知ったばかりの、岩松正史です。

・・・

ここ2週間で8冊の本を買いました!!!

読みもしないのに・・・(苦笑)。

買っても結局読んでいない
本はありますか???

ネットサイトのAmazonを見ると
1冊買うとその下に、

「この本買った方は、別のこんな本も読んでいます・・・」

なんて書いてありまして。

ついつられて、
買ってしまいます。

私はAmazonの
いいカモです(笑)

それを分かっていながら
またきのうも

本を注文しようとしている
自分がいまして・・・。

「読みもしないのに」

と留まったのでした。

・・・

過去に買った本で
読んでない本が
何十冊と溜まっています。

きのう買いとどまってから、

「読みもしないのに何で買おうとするんだろう?」

と自問してみたら、
ある答えが見えてきました。

さっきからずっと読みもしない

「のに」

といっていますが、
実はそうでなくて。

読んでいない

「から」

また買おうとしているのだ
と言うことに気づいたのです。

分かりにくいと思うので
べつの言い方をすると、

読んでいないから

「こそ」

また本を買う必要があるのだ
ということです。

どういうことかといいますと。

本は読むものという
常識からすれば確かに
矛盾しますよね。

でも、

私の中にある、

「本を読むべきなのに読めていない」

という罪悪感を埋めるためには、

「自分は本を読む意欲がある人間」

であると証明し
思い込みたいのです。

本を買うことによって、

「私、本を読む気があるすごい人間なんだよぉ~」

と言い訳をする
道具に使っていたのです。

つまり、

自分の中にある
心のすき間を埋めるために

「本を買う必要があった」

ことに気がつきました。

もちろん、

顕在意識では

「この本面白そうだなぁ」

と思っているんですよ。

でも、半分は、
罪悪感を埋めたいという
欲求が含まれていたんですね。

買うという行為そのものが、
私の心を満たしてくれていました。

(そしてまた読まないことで
罪悪感をため込む悪循環)

私の中の真実はこうでした。

「本を読んでいない『のに』また買った」

のではなくて、

「本を読んでいない『から』また買った」。

心のワケを基準に見てみると
ちゃんと答えがありました。

・・・

いかがでしょうか?

・時間ない「のに」こんなことしているんだろう?
・お金がない「のに」買ってしまうんだろう?
・ダイエット中な「のに」食べてしまうんだろう?
・受験生な「のに」遊んでしまうんだろ?

「のに」思うことはありませんか?

でももしかしたらそれは

それはそうだ「から」、
してしまっている可能性があります。

心に理由があるとしたら、
一概に禁止、抑制だけ心がけても
きっとうまく制御できませんね。

まずは、

心のワケから
聴き始めてみましょう。

解決、改善はそのあとです。

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<<編集後記>>

きのうは急きょ予定が変更になり
山下公園から中華街のあたりに
朝から晩までいました。

自宅がある電線が
張り巡らされている住宅街と違い
公園も、空も、海も広々していて
開放的で最高の気分でした。

丁度、綺麗に整えられた
花壇の作品展を見ることもできて
目的は仕事だったのですが、

いい気分転換にもなりました。

今日も暖かくなりそうです。

今日もいい一日をお過ごしください!



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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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