ブログやメルマガを継続して
書くのを躊躇する人がいます。
「反応が怖い。」
「悪い受け止め方をされ、反論のコメントが来るのを気にしている。」
といいますが、
そんな他人のことなんて
気にしないほうがいいです!!!
・・・なて言いながら、
本当のことを暴露してしまうと、
実は私自身、去年まで毎日かけなかったり理由は、
まさに、人からの反応をものすごく
気にしていたからであります(汗)。
毎日書くようになったいまでも、
文章というのはなかなか
思い通りに行かないなと思いますね。
こちらが伝えたいとおりに、
読んだ人が受け取ってくれないこともあります。
読みたいように読み、
反応したいように反応をされてしまうので、
「そういうこと伝えたい話じゃないんだけどなぁ…」
と残念に思うこともしばしばあります。
他人の心のフィルターの反応を
こちらからは制御できないので、
誤解をされても、伝わらなくても、
ただただ、
受け入れるしかないですね。
でも、だからといってそれが
問題かというと、
まったくそんなことはありません。
書かれたブログやメルマガに
興味がない人は
そのまま素通りするだけなので、
利益もないが害もありません。
内容が気に入ってくれなかった人は、
わざわざ持論を展開してきたりもしますが、
それが本当にイヤなら、
メルマガなら解除するか
フェイスブックなら非表示にすればいいだけです。
ブログなら向こうから見に来なくなるので
自然といなくなります。
時々、いやなら見なければいいだけなのに、
黙っていなくなればいいのに、
わざわざ感情のはけ口として
反論してくるような人もいるかもしれませんが、
無理に取り合わなくてもいいわけですし、
あまりしつこいならやはりブロック
すればいいからこちらも害はありません。
何が言いたいかといいますと、
そういうことをお勧めしたいのではなくて、
大事なのは、
関心がない人、気に入ってくれない人に
どう気に入ってもらうかではなくて、
気に入ってくれている人だけを
大切にすればよいのではないでしょか。
気にかけてくれる人が1000人中一人でもいれば、
十分物事はうまく進みますし、
誰かがファンになってくれたということは、
似た感覚を持つ別のファンも
生まれる(あるいはすでにいる)可能性があるのですから、
そちらの人たちと心を通わせていけば十分だと思うのです。
人間の脳は「自分と違うもの」に
過剰に反応しがちですからつい
「悪いものを減らそう、なくそうと」
反応しがちです。
それを「前向きな努力」と勘違いしがちですが、
「悪いものを減らす」というのは
「減らしている」のですから、
一見ポジティブなプラス思考に見えて、
実はかなりの「マイナス思考」です。
悪い(と思える)ものの存在は否定せず
しっかり認識はしつつ、
でも、そこにエネルギーを注がない。
存在を見つめるだけで善悪の判断をしない。
そして、
自分にとってよいもののほうに
意識を向けて力を注ぐ。
そうするだけで、
人生は意外と楽しく思えるものだと感じます。
・・・なにかちょっと
話が大きくなってしまいまたが(汗)、
これは多分、BLOGやメルマガの書き方の話ではなくて、
「悪いものを減らすのではなく、いいものを足すと人生がうまくいく。」
というのは、
人生すべてに通ずる法則のようなものだと思うのです。
・・・
こんなことを書いたりすると、
「あなたは自信があっていいですね。」
なんていわれたりすることもあります。
毎日、書き続ける自信がないという人がいます。
私も毎日書いていますけれど、
別に自信をもって書いているわけではありません。
書く内容には毎日苦労もします。
ただ、毎日書くと決めて、
時間になったら書いて、
(ときどき寄り道しますが(笑))
書いたらアップする・・・。
淡々とそれをくり返しているだけです。
文章を書くのに自信は必要ありません。
必要なのは書くという決心と、
毎日の単純作業だけです。
ときどき、
「風邪をひいて寝込んだらどうするんですか?」
と訊かれます。
そういうことは当然起こり得ることなので、
ねたのストックをあらかじめ作っておいて、
そこから手短にできるもで
その日は書けばいいのではないでしょうか。
風邪をひく前などは体調を崩しそうな
「予感」がすることもありますよね。
そのときは、
体調を崩しきっていいないうちに
先に書けばよいのではないでしょうか。
「家族旅行に行ったらどうするのか?」
と訊かれることがあります。
私は平日も休日も毎日同じ時間に起ます。
生活のリズムが崩したくないからです。
旅行でも同じ時間に起きて
家族が寝ている早朝に毎朝淡々と書きます。
もし旅先にインターネットがないとわかっていたら
(最近そんな場所はないですけれど)、
ストックのねたから先付けで
投稿しておけばよいのではないでしょうか。
でも、実際にそうしたことは
過去に1、2度くらいしかありません。
書こうと思えばだいたい毎日書けるものです。
「大病や事故で長期間できないことがあったらどうするか?」
と訊かれることもあります。
実際にそういう経験がある人から
質問されるのならわかるのですが・・・。
そんな例外中の例外を考える時間があったら、
「その時間に一つでも多く書いたらいいのでは?」
といいたくなります(笑)。
起こってもいないことを心配するのは
意味がないと気付きましょう。
でもあえて言うなら、
どうしてもダメなときは、
どうしてもダメなんでしょう?
だったらあきらめればいいのではないでしょうか。
(本人ができないといっていることはできないので)
書かなくても死にはしません。
ただ、
「どうしてもダメ」
の定義を自分で勝手に作って
しまわないことは大切ですね。
時間がない、お金がない、自信がない、
ネタがない。人脈がない・・・。
そういう自己都合を言い訳にすると、
余計に自己肯定感が下がってしまいます。
脳はいつもで
「やらなくていい理由」
を探しているので、
言い訳に流されたくなる自分がいることに
まず気づきましょう。
どうしてそんなことをする必要があるかといいますと、
文章を書き続けるということは、
文章そのものにももちろん意味がありますけれど、
書くという行為そのものにも意味があるわけです。
書き続けようとするとどうしても
「自分自身との付き合い方」
が問われます。
「マイナスにとらえる自分」。
「取り越し苦労をしたくなる自分」。
「言い訳をしたくなる自分」・・・。
そういう自分に気づき、
「自分との約束を続けられる自分になる」
ための練習でもあります。
だから文章を書けるかどうかは、
「文章」そのものよりも、
「自分との向き合いかた」
の問題だったりするのです。
・・・
さて、これを読んで、
きょうから毎日、文章を書こうと思いましたか?
書こうとおも思わない人には関係がないことですが、
書きたいと思いながら
書けないでいるという人も多いでしょう。
まだ何かが心のブレーキがあると感じるなら、
まずその心のブレーキになっているものは何なのか?
自分の心に問いかけることから
始めてみてはいかがでしょうか?
そこにはおそらく、
「何かに対する恐怖」
があるはずです。
何かするにはいつも
なにかしら自己理解が必要ですね。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「私は何を望み、何を恐れているのだろうか?」
<お知らせ>
自己理解が深い人ほど、
他者理解が深まります。
自分を知り、相手を知ることに興味がある方は、
6月9日の傾聴1日講座で人間理解を深めてみませんか?
↓
http://goo.gl/CuoZCd
・ 傾聴1日講座(基礎) /毎月開催中
■脳と心を鍛える無料メール講座
・ 傾聴のつぼ入門編
・ 記憶のつぼ入門編
■岩松正史のアクティブ・ブレイン関係のセミナー
・ 初心者のための記憶術
・ アクティブ・ダイエット
・ アウトプット読書法
・ 夢実現講座
■著書「聴く力の強化書」 /2刷 自由国民社