いつもありがとうございます。
人生の3分の1の時間を探しものに使っている、岩松正史です。
傾聴は
・話し手の気持ちを理解すること
・支えること
・寄り添うこと
そう頭でわかっているはずなのに、
悩みごとなど聞いていると、
つい相手になにかいいことを
「気づかせたい」
という欲が出てくる人がいます。
かくいう私も、
「気づかせたい病」
を長年患っていた
患者の一人であります。
気付き(アウェアネス)とは
どういうことなのか?
ニセモノの気づきと本物の気づきを
見分けられるようになりたいものです。
<気づきのレベル>
【レベル-1】
「岩松さんの言うとおりだと思います」
→これは気付きではなく説得。
【レベル0】
「岩松さんに言われて思ったんですけど」
→これは誘導。
【レベル1】
「岩松さんと話していて思ったんですけど」
→おしいけれど、自己主張がまだ強い。
【★レベル2】
「今、(自分で言ってみて)ふと思ったんですけど」
→気付き(アウェアネス)。
気付きは与えるものではなく
自分の中から「湧き出る」ものです。
考えて分かるものではありません。
(それは理解)
また、
気づきは自分自身の内面に流れる
「複雑な何か」に触れている
プロセスから得られるものです。
カウンセラーの存在は、
クライエントが内面に触れやすい
「状態」「環境」作りに一役買うだけ。
カウンセラーの存在が意識されることで、
気づきが生まれるわけでもないし、
カウンセラーが気付きを与えるわけでもありません。
カウンセラーが
「安全な空気」
「黒子」
になればなるほど「気づき」が
生まれる可能性が高まります。
レベルマイナス1から1は、
カウンセラーの自己顕示欲の現れです。
こんなことをエラそうに言っている私自身、
レベル1の反応をもらうことが
いまでも頻繁にあります。
その都度、
「我欲が出すぎたと」
反省するのであります。
この言葉を自分に問いかけてみよう!
「それは気づきか?気づかせか?あるいは、私の中の欲ではないか?」
<お知らせ>
キャリコン筆記&面接対策講座を
5月19日と23日に開催します。
筆記対策は記憶術受講者のみ、
面接対策講座は一般の方も受講いただけます。
↓
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<編集後記>
火曜日は家事の日。
きのうは息子の習い事のあと
週1回のお決まりの買い出しに
スーパーに行きました。
もう何十回と行っている店なので
勝手知れたもの。
7歳の息子も慣れた手つきで手際よく
必要なものをかき集めて
手伝いをしてくれました。
30分もかからずに予定したものを
買い物かご2杯分買い込みました。
なんども「反復」して、
売り場の「イメージ」が
脳に入っているからであります。
さて、
今日から2日間、
飯田橋で記憶術講座開催。
みなさんのイメージ力をアップして
300個の単語を手際よく覚える
方法をお手伝いしてきます!
今日もいい一日をお過ごしください!