いつもありがとうございます。
先日スポーツジムのランニングマシーンで
60分走ろう!とセットしたに、15分で飽きてやめました。
頭の切り替えの早い(?)、岩松正史です。
個人的に、自分の脳の整理に役立ちそうな
「ノート法」をいくつかもっています。
マインドマップや付箋メモ法・・・
それも使いますけれど、
短めの講演や研修用にはよく
「講演会専用のノート法」
を使うと楽です。
2時間ほどの講演や、
短めの研修の進行を
滞りなく進めるのに便利なノート法です。
そのノート法とは・・・
「9マス法」です。
9マス法、知っていますか???
訊いておいてなんですが、
もし知っているという人がいたら、
その人は、きっとウソつきです(笑)。
なぜなら、9マス法というネーミングは
いま私が勝手に考えたので(笑)。
それはさておき・・・、
本題に戻ります。
9マス法の描き方です。
A4のコピー用紙を用意して
横長に置きます。
そして
縦2本、横2本マスがだいたい均等になるように
(と言っても適当に)線を書き入れます。
すると、
碁盤の目になって
3×3のマスが出来ますね。
つぎに、
左上→下、左の列→右の列
に向かって番号をふります。
一番左上が①、その下が②、その下が③
2列目、右上に上がって④・・・
最後、右下が⑨と書きます。
次に、
左上の①の上の方にタイトルとして
「はじめに」と書き
右下の⑨に「まとめ」
と書きます。
ここまでで下準備完了です。
つぎに
残りの7マスに、
何を話すかタイトルを
考えて書いていきます。
こうして、講演を
9個の話す内容のブロックに分けます。
タイトルが書き終わったら、
今度は、それぞれのブロック内に、
何を話すか?ポイントを
簡潔に単語や短い箇条書きで書きます。
書くのはあくまで「流れ」だけで、
詳細な文章は書きません。
9マス法はあくまで、
全体像をちゃんと
理解するためのものです。
・・・
最近、特にこの方法が便利で
使いやすくなりました。
それは、
「消せるボールペン」
のおかげです
以前は、話したい内容を
「あーでもない、こーでもない」
と言いながら、
9マスに張り替えて考えていました。
それも、いまでもしますけれど、
付箋をベタベタ貼っていくと、
最終的には、それをもう一回
清書して書き直す必要がありました。
付箋がはがれて、
なくなってしまったりもして・・・。
でも
消せるボールペンで書いていくと、
書き直しが出来るので
安心して試し書きすることができます。
先にブレーンストーミングで
付箋に書き出しておいてから
9マス書き出すというやり方もアリです。
「講演会をやる」
というと、昔の私はすぐに
「時間配分」を気にしていました。
時間配分と内容のバランスをとるのに
とても苦労していました。
でも、この9マス法を使うようになってから
まず気にするのは
話したい「数」になりました。
話す数の大枠をまず「9」と決めてしまう。
これがポイントです。
そして、各ブロックの中も何個話すのか?
「数」を先に決めてしまいます。
第1ブロックでは3個のこと
第2ブロックでは4個のことを話そうみたいに。
すると、脳は
「その9個の中でどのようにベストパフォーマンスをだそうか?」
を無意識に探し始めてくれます。
話す「数」を先に決めてから、
最後に1ブロックずつ
話す「時間」を試算し、調整します。
例えば、1ブロック目に30分、
2ブロック目に5分・・・という風に。
話す内容の数→時間配分することで
脳が
「何に、どれくらいの時間使えるか?」
しっかり認識できて安心します。
書き方としてはこんな以上です。
では、
なぜ3マス×3マスがいいのか?
長くなるので、
その理由については、
あすのこのBLOGでお話しします。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「時間や内容より先に、個数を決めると脳は安心する」
ちなみに、
私はこの9マスを決めたあと
私は、この9マスの内容を暗記して
空で言えるようにします。
表の内容を脳に入れておくことで、
講演会で話の脱線や迷子をより防げます。
でも、
暗記するためには、複雑な構造を
脳に入れるトレーニングもしました。
<お知らせ>
量が多い、複雑・・・
そういう情報を覚えるための
脳の使い方をお伝えする
初心者のための記憶術講座は
3月24、25日に開催です。
↓
http://bit.ly/2hBL8Fi
・傾聴1日講座(基礎) /毎月開催中
・認定傾聴サポーター養成講座 /毎月開催中
・聴く力の強化書 /3刷 自由国民社