いつもありがとうございます。
反省と後悔の境界線があいまいな、岩松正史です。
子どもの頃の出来事ですが、
失敗というものは、他人は許してくれても
自分はいつまでたっても許してくれないな
と、思う出来事がありまして。
小学4年生の頃、残念なことに
クラスメイトの男の子の
お父さんがご病気で亡くなりまして。
当時の私にとっては親はいて当たり前でしたから
お父さんがいなくなってしまった
彼にどう接してあげたらいいのか
戸惑ってしまいました。
気を使いすぎるのは違うし・・・
大笑いしてバカ話をするのも違うし・・・。
そして、
しばらくお休みしたのち久しぶりにクラスに戻ってきた
彼に自分がかけてしまった一言が
今でも忘れられないのです。
なんであんなこと言ってしまったんだろうと
後悔しても悔やみきれません。
私がお父さんを亡くした彼にかけた最初の言葉、
それは・・・
「大丈夫?」
でした(汗)。
大丈夫なわけないのに・・・。
・・・
当時、子どもだったとは言え
もうちょっと気の利いた言葉はなかったのかと
今でも忘れられない痛い思い出です。
いかがでしょうか?
これをお読みいただいているあなたは
接し方を間違えたと後悔したことはありますか???
・・・
話は変わりますが、
私と1歳違いの知人でちょうど1年前の5月に
大病をした方がいまして。
武田えばさんという女性です。
去年の5月ゴールデンウィークに
うちの協会主催の懇親会がありまして。
みんなで楽しく夜まで飲み明かしたのでした。
そこに武田さんの姿もありました。
お開きになり酔っぱらいながら別れ際に
大きく手を振って元気にお別れしたのですが。
そのたった2日後、
武田さんは大動脈瘤乖離(だいどうみゃくりゅうかいり)を発症し、
生死をさまようことになったのでした。
懇親会後、急に連絡が取れなくなり心配していたら
3か月後、8月になって連絡をもらいました。
手術をして入院中でリハビリをしていると。
奇跡的に武田さんは自分で救急車を呼んで、
間一髪、助かったのでした。
大動脈瘤乖離はそのまま意識を失ってしまうケースが多いので、
生存率が低いのだとか。
よく戻ってきてくださいました。
退院して初めて会った時
なんと声をかければよいかと考えたのですが
小学校の頃の苦い経験がいきたのか
今回は失敗せずに済んだようです。
武田さん大動脈瘤乖離の際、
脊椎梗塞も併発されまして。
今は退院してリハビリしながら普通に暮らしています。
<お知らせ>
生死を彷徨ったあの日からちょうど1年。
大病をされた方の立場から
私たちが学べることはないか???
そう思い初めまして。
例えば、
日常生活の中でどのように接してもらえたら
嬉しいか?ありがたいのか?
逆に、周囲が良かれと思ってしていることで、
実はありがた迷惑なことはないか?
など。
大病をされた武田さんのまれに見ぬ貴重な体験から
学ぶことはできないかと思い、
武田さんともいろいろ話しました。
そして5月の最終日、
5月31日に武田さんの講演会を
開催することにいたしました。
講演会ですがご質問などゆったりできる会です。
・身近にいる病気をされた方との接し方に納屋でいる方
・ボランティア活動などで病気の方と接する機会がある方
など、
ご興味ある方ならどなたでもお気軽に
5月31日金曜日に京橋(東京)にお越しください。
◆講演会「大病をした方との接し方」5月31日(金)13:45~15:45
語り手 武田英波さん
↓
http://bit.ly/2UNN3P5
<<編集後記>>
今週はものすごい量のメールや
お問い合わせのご連絡がありまして。
10連休の反動がすごいかった
一週間でした。
ふと気がつけば、寒さも和らぎ
冷房が必要な気がしてきました。
梅雨が過ぎたら一気に夏モードですかね。
体調を崩さないように気を付けたいものです。
今日もいい一日をお過ごしください!
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