いつもありがとうございます。
ひと月たってもまだ「令和」と書いたことがない、岩松正史です。
以前、知人で主婦をしている方が、
「主人料理をさせたくない」
と言っていまして。
聞けば、ときどきご主人が
食事を作ってくれるのだとか。
何も手伝ってもらえない主婦から見れば
なんともうらやましいと思えそうですが、
事情はそう簡単ではなさそうです。
料理させたくない理由は2つあるそうで。
1つは、
たまに料理をするとなると、
気合を入れてネットで一生懸命
作る料理を選ぶのだとか。
そして、
レシピ通り完ぺきに作ろうとするので、
もう二度と使わないような
食材や調味料も買ってきてしまうのだそうです。
「こんな食材や調味料、他にどんな料理に使えばいいの???」
と処理に困るいらないものが
増えて邪魔だと。
もう一つの理由は、
自慢げに料理は作るけれど、
あと片づけはしないそうで。
料理はおいしくても、
「これを食べたあと大量の後片付けをしなければいけないのか・・・」
と思うと料理の美味しさも半減すると。
そして、
これなら料理なんかしないで
もらったほうがいいと思うのだそうです。
なかなか切実であります。
それを聴きながら思いました。
確かにしてあげることは大事だと。
でも、
それをし終えたあとに余計な迷惑を
相手にかけないようにすることは
もっと大事だと。
たとえば、
・バーベキュー場に行って楽しんだあとゴミを散らかしたまま帰る
・部下に仕事の指示をしたあと丸投げになっていてフォローしない
・大切なご家族を亡くしたと聞いたとき直後は声をかけるけれど、緊張がゆるみ一番寂しさを感じ始める2,3か月後にはもう忘れている・・・
してあげるなら最後まで
責任を持ってやらないといけませんね。
男性陣、料理をするなら
あとの食材の使い道も考えて、
片付けまでしましょう。
そこまでが料理です。
・・・
昔、タレントの堺正章さんの奥さんだった
岡田美里さんの離婚会見たまたま見ました。
その中で離婚に至るまでの苦労の一つに
堺さんの人望の厚さから、
日々送られてくる大量のお中元などの贈り物の
処理にも疲れてしまったと岡田さんが
申し訳なさそうにおっしゃっていたのが印象的でした。
送る方は親切なのだけれど、
親切だからと言って、
「お前の手間が増えても我慢しろ!」
とは言えないよな・・・と。
送る親切もあれば、
送らない親切もあるのではないかと
考えさせられました。
そして、
私自身、自分の過去を振り返ってみても、
してあげた親切というのは意外と
やりっぱなしになったことが多かった気がします。
そういうのをきっと
人のためという大義名分に隠された
自己満足というのでしょうね。
いかがでしょうか?
これをお読みいただいているあなたは
してあげっぱなしになっている
親切はありませんか???
間に合うならいまからその後の
フォローができないか考えてみても
いいかもしれません。
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<<編集後記>>
今朝は朝から大賑わいです。
なにせ年に一度の運動会ですから。
運動会のお弁当を作るのが
毎年の楽しみです。
毎年「なんで梅雨の時期にやるかな…」
と天気の動向にひやひやすることが多いのですが、
今年は過ごしやすそうな、ちょうどいい曇り空。
弁当も完成!
すでに息子は学校に向かいました。
昨年とは違う成長した
息子の姿を見るのが楽しみです。
今日もいい一日をお過ごしください!
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