ほめすぎの状態をオーバーカウントと言います。
オーバーカウントにならないよう、褒めて欲しいことを褒めて欲しい程度に褒めると仲良くなりやすいでしょう。
でもその「褒めて欲しいこと」と「褒めて欲しい程度」はどうやったら分かるのでしょうか?
そういう相手の気持ちを察する技術もあるかもしれませんが、基本的には答えはありません。
ではどうするか?
傾聴的に関わるのであればまずは相手が嬉しい、楽しい、頑張ったと本人が表現したことについてこちらも同じように一緒に喜んであることをお勧めします。
オーバーカウントもディスカウント(値引き)もせず、本人がまさに目の前で表現してくれたものをそのまま受け止めれば気持ちのずれは起きません。
「こう言ったら喜ぶだろう」「きっと嬉しいに違いない」と「だろう」や「きっと」と察しようと推測を何万個集めても所詮推測にすぎません。
当たるか外れるかで悩むより目の前の人が感じている喜びを同じように共感して喜んであげるだけで先ずは十分ではないでしょうか。
そしてそれができている人は意外と少ないように見えます。
察するコミュニケーションだけでなく、受け止めるコミュニケーションも使えるようになると関われる幅が広がります。
このように傾聴の視点を持てば悩みや苦しみに寄りそえるだけでなく嬉しい話は嬉しく、楽しい話は楽しく一緒に味わうこともできます。
※原文からの抜粋なので、書籍とは内容が異なります。
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