役立つより影響を信じる

いつもありがとうございます。

食べ過ぎで胃がもたれ気味の、岩松正史です。

自分が誰かの役に立っているかどうか
そんなことはどうでもいい。

ただ一つ信じるに値するのは、
私が私という存在でいること自体が、

私が望むか望まないに関わらず、
確かになんらかの「影響」を
人に与えているという事実。

いい影響か悪い影響かは
知らないし興味もない。

でも何かの影響を与えている
(しまっている)
それだけは確か。

だから、

人と向き合う時には、
相手のことは気にしていないで
影響を与えるに値してしまっている
自分のことだけを考えればいい。

自分を整えておけばいい
相手は勝手にそのように影響を受ける。

例えるならそれは、
化粧をするのに似ている。

でも化粧と決定的に違うのは
整え方が化粧とは違う。

化粧の場合、
自分らしさを引き出す化粧もあるが、
自分の悪い欠点を隠そうとする化粧もある。

誰かの役に本当に立ちたいなら
自分の悪い面を隠しながらできはしない。

偽りのいい顔を見せるための
偽りの化粧ではなく、

自分の心を自然と素直に
見せる正直な化粧の方がいい。

私という人間は
(そしてあなたという人間は)
存在そのものがこの世にあるだけて
間違いなく誰かに影響を与えている。

まずそのことだけを信じよう。

その自分を信じられれば、
人に向き合うときに
相手からどう思われるかよりも、

人に何をしてあげるかよりも、
自分をどう整えられているかどうかだけが
唯一の課題と気づく。

もし心が整っているならば、
自分を偽るための化粧をしようという
発想はそもそも出てこない。

偽りの化粧をすれば1回や2回は
相手を(そして自分を)
あざむくことが出来るかもしれない。

でも結果的に最後に伝わるのは、

「偽りの化粧をしながらあなたに向かいあおうとしている私が今ここにいます」

という本省だけ。

傾聴の祖、C.ロジャーズがいう

「セラピストは自分のことだけに集中してればよい」

は核心をついている。

自分を信じるとは、
何かが提供できる自分を信じるという
薄っぺらなものではなく、

自分という存在が、
望んでも望まなくても、
影響を必ず与えている存在であることを
信じているということ。

それさえ信じられれば、
自分が自分に対して
どういう態度で臨めばいいかは自然とわかる。

人の役に立つことより
自分が影響を与えている
存在であることを信じよう。

そうすれば
本当の自信をもって
人に(そして自分に)接することが出来る。

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<<編集後記>>

昨日は講座終了後、
仙台在住の傾聴サポーターメンバー
2人と懇親をしました。

仙台にはいま2人しか
傾聴サポーターがいないので、
仲良くなってもらおうと以前紹介したら、

なんと同じ地元の学校に通っている
クラスメイト同市でした(笑)。

本人たちもびっくり!
私以上に2人は知り合いだったのでした。

世間は狭いですね。

実用講座の開催後、今日中に
仙台から東京に帰ります。

今日もいい一日をお過ごし下さい!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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