いつもありがとうございます。
盛岡冷麺と韓国冷麺はまったく違うものだと最近知った、岩松正史です。
傾聴ではよくあいづちを
「入れる」といいます。
でも成熟された深いあいづちは
「入れて」いません。
共感的に相手を感じ取った時に
自然と「出ている」のです。
「入れる」あいづちは、
タイミングを見計らい相手の発言に
かぶらないように
「入れよう」と考えながら入れます。
◆入れるあいづち = 考える傾聴
「出ている」あいづちは
話し手が語る世界から「聴き手が」
何を感じ取れているか?感じ取れていないか?
だけに集中しています。
感じた流れに沿って自然と出ているのです。
その時あいづちを話し手の発言の隙間に
入れるかどうかは問題にしません。
自分が感じた時に出ているだけなので、
相手の発言とともにいつも一緒に流れている感じ。
◆一緒に流れている = 寄り添っている
でも「入れる」あいづちが
意味がないわけではありません。
なぜなら、
人はそもそもあいづちを
どう取り扱うかなどに関心がないからです。
あいづちの意味を理解するプロセスとして
入れるあいづちはあって悪くありません。
でも、
入れるあいづちか傾聴の全てだと
勘違いするとそれは違います。
もっと大きなゴールに向かうための
プロセスでしかないのです。
あいづちはまずは意図的に
入れられるようになりましょう。
そこを避ける人は上達しません。
そしてゆくゆくは「入れる」あいづちを卒業して、
共感的に感じ取ったときに自然と出てくる
「出ている」あいづちに身をまかせそう。
ポイントは一気に変わろうとしないこと。
変われない自分を「信じる」こと。
それが傾聴上達の近道です。
いかがですか?
これをお読みいただいているあなたのあいづちは
「入れて」いますか、それとも「出て」いますか?
<お知らせ>
基本中の基本、入れるあいづちからしっかり学ぶ
傾聴サポーター養成講座は
7月13~15日 大阪 ※来週
8月10~12日 東京
↓
http://bit.ly/2qJDa6f
開催です。
<<編集後記>>
最近よくデイユース出来る
ビジネスホテルに行きます。
きのうも山下公園の近くにある
ビジネスホテルに行き
休息しながら仕事をしていました。
昔は知らない土地に行くと
電車の待ち時間とかで
時間をつぶすのに苦労しました。
仕方ないのでカフェに入り
飲みたくないに飲んだり。
でもカフェでは寝ることはできませんね。
ところがビジネスホテルは違います。
休みたい人には、
ベッド、お風呂、アメニティ、
テレビなど充実しています。
時間帯によっては
付属の温泉に入れたり。
仕事をしたい人には、
電源もネット環境もあります。
誰にも邪魔されず休んだり。
いつもと違う環境で気分転換しながらの方が
集中して仕事をしたり
アイディアもよく出てきたりします。
至れり尽くせりです。
今日は夕方都内で約束があるので、
その近辺のカフェで時間まで仕事をします。
今日もいい一日をお過ごしください!
・傾聴1日講座(基礎) /毎月
・傾聴サポーター養成講座 /毎月
・傾聴心理士養成講座
・初心者のための記憶術
・キャリコン筆記対策講座
・キャリコン面接対策講座
・聴く力の強化書 /4刷 自由国民社
■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)