いつもありがとうございます。
打ち上げ花火を見るよりも手持ち花火をするの方が好きな、岩松正史です。
傾聴の基本スキルである
「くり返し」では
気持ちのワードをくり返します。
「気持ち」と聞くとなんとなく
形容詞だけに注目する人はいますが
形容詞だけではありません。
・形容詞の一部
・話し手の受け止め方が現れている言葉、
・意味や価値が表れている言葉、
・聴き手が聴いたときに「おやっ?」親と思うような話し手の独特な表現
これらすべてが「気持ちのワード」で
くり返す対象になります。
例えば、以下の短い文を見てください。
「そういう面も、なくはないですね」
上の文章の表現の中で、
どこか気になりませんか?
私ならなぜ
「そういう面もありますね」
ではなく、
「なくは無い」と二重否定を使うのか?
その言葉を使いたくなった
気持ちのありどころが
とても気になります。
そこには話し手の思い方の特徴が
何かあると思うので、
「なくはないのですね」
とくり返してみるでしょう。
くり返しは正解のワードを聞き取って
オウム返しすることではありません。
聴き手自身の心に響いた
(ひっかかった)言葉を
くり返すから意味があるのです。
しかし、
何が心に響くかは人それぞれ違うので、
トレーニングでは言葉を
頭で理解するのではなく、
心に響いたものは何か確認してから
応答する練習をします。
それが出来ないと
いつまでたっても機械的、無機質、心ない
くり返しになり相手も自分も
違和感を覚えることになります。
(おかしなオウム返しに出会ったことはありませんか?)
つまり、
聴き手はいつも先ほど冒頭で
私があなたに問いかけたように
「どこか気になりませんか?」
といつも自分の方を意識し
問いかけながら聴いているのです。
そして「えっ!」「おおっ!」と
自分が感じたところをくり返したり
質問したりします。
相手の気持ちに関わりたいなら、
自分の気持ちがどう動いているかを
いつも気にしながら聴くとうまくいきます。
よかったらやってみてください。
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今日は久しぶりの事務仕事。
一週間まったく休んでいなかったので
ちょっとホッとします。
あいにくの雨ですが
免許の更新にもいくつもりです。
ちょっとゆっくりできそうです。
今日もいい一日をお過ごしください!
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