先日開催した毎月恒例の
記憶術フォロー講座では、
イメージ力を使った真剣衰弱をやりました。
技法やポイントを伝え、
練習する時間までいれて1時間弱。
その後、大の大人が8名集まって
神経衰弱大会を開催しました。
大の大人が集まって、
真剣に神経衰弱する姿は、
何とも面白かったですね(笑)
ご本人たちはいま習ったばかりの技法を
当たり前に使いながら、
神経衰弱を真剣に楽しんでいるだけなのですが、
この技法は先日私がテレビ局から
記憶の番組制作への協力を頼まれた時に、
私が9時間かけて身につけた方法なのです。
もちろんみなさん、
いま知ったたばかりですから
技術的にはまだ磨く余地はあるものの、
それにしても、
たった1時間で、
人が9時間苦労したスキルの根幹部分を
そこにいる全員が理解し実践してしまうのです。
その光景を見ながら、
人間の能力の高さ感心すると同時に、
「あたりまえ」
の怖さも感じました。
こんなすごいことができているのに、
本人たちは、
「教えてもらったことをしているだけ」
あるいは
楽しくてやっているだけで、
特別なことをやっている意識はなかったでしょう。
・・・
人間の周りには「空気」があります。
生きるためにとても大切なものですが、
空気に日々感謝しながら生きている人はいませんね。
それと同じかなと。
特別なことには感謝できても、
当たり前と思うと感謝や感動は湧いてこないのです。
だから、
いくら自分がすごいことをしていても、
当たり前と思った瞬間、
能力の高さに気づくことはできなくなります。
でも、
すごいことやっているんですよ、本当は。
そして
このすごい能力は別に記憶の講座に来た人だけでなくて、
全員が持っている能力です。
(でもそれに自分で気づくのは難しいですね。)
この経験から私自身
もう一つ気付いたことがありました。
それは、
私自身がもつ能力は、
自分の記憶力自体を上げることそのものよりも、
自分が体験してきたプロセスを
噛み砕いて人に伝えることが得意なようです。
・・・
能力は自覚してはじめてつけるようになりますね。
あなたには、
どんな能力があるでしょうか?
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