心の老眼

いつもありがとうございます。

残暑に声をからしながら鳴くセミを応援している、岩松正史です。

コンタクトレンズが合わないもので
いつも眼鏡をかけています。

その眼鏡が急に合わなくなりまして。

かすむというよりはクラクラする感じがしました。

あまりに見えにくかったので
試しに一つ古い、度と乱視がワンランク
弱い眼鏡をかけてみました。

すると、なんとすごくよく見えまして。

「これは、視力が回復したに違いない!!!」

と喜んだのでした。

レンズだけ変えればよいのですが、
これを機に眼鏡を新調することにしました。

眼鏡屋さんでお気に入りのフレームを見つけ
レンズの度を合わせながら今の見え方を
店員差に説明しながら度数を決めていきました。

「近くの度がきつすぎて、手元を見るとクラクラするんです」

「眼鏡をしているよりも、外した方がよく見えるくらいです」

と、視力の回復ぶりをちょっと
自慢気に話したのですが・・・。

すると、

担当の20代の女性店員さんが一言

「老眼はそんな感じです」

と。

そのさらっと言われた「老眼」という言葉に
ショックを受けまして。

「これが老眼なんだ・・・」

と初めての老眼との出会いに驚くとともに、
「私は目がよくなったくらいのつもりでいたのに、誰が老眼だと教えてくれと頼んだのか!」

と不満が沸々湧いてきたのでありました。
(別に怒ってはいません(笑))

・・・

店員さんは、目に詳しいプロです。

「老眼」について詳しいしその言葉を
使うことにも特に抵抗もないでしょう。

でも、はじめて言われた方からすると、
それはあまりにもこちらには唐突で
受けとめにくい物でした。

何事も経験を重ね、年を重ねていくと
そのことについて詳しくなり
よく見えるようになってくるものです。

でも、

経験や年齢が増えた分、
自分のフレームでしか物事を
見られなくなってしまうのだとしたら
それこそ「心の老眼」であります。

視力がよくなって若返ったと勘違いしていた私が、
実は老眼になって老化しているだけだったのと
同じではないでしょうか。

相手の気持ちが見えずに
相手が欲しがってもないものを渡して
満足しているなら盲目です。

でも、

そういう相手への配慮がない心の老眼の人は
意外と身近にいるかもしれませんね。

そんな心の老眼にならないよう
注意したいものです。

いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは
相手が欲しがってもいないものを渡して
満足している人に出会ったことがありますか?

そして、

あなた自身は、人に伝えるときに
独りよがりで盲目にならないように
気を付けていることはありますか?

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<<編集後記>>

この時期の大仕事は来年一年間の
スケジュールを立てることです。

そのためには、
どういう方向性で仕事を変化させていくか
決まっていないとどの講座をいつやるか
決められません。

悩みに悩む時期ですね。

それでも同にか来年の
方向性が決まりました。

あとは決めたことを実践あるのみ!

気分はすでに来年の年末であります。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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