現代版「人生の午後」の過ごし方

いつもありがとうございます。

最近、書斎の本棚に読みたい本だけ
ひとくくりにしておくコーナーを新設した、岩松正史です。

1900年前半から中盤まで活躍した
フロイトの弟子(だった)のC.G.ユングは
悩める40代の季節を「人生の午後」とよんだそうです。

46歳になった私を含めて
たしかにいま日本にいる40代を見ても
人生の午後の生き方を考える時期に来ている気がします。

子どもの学費にお金がかかる予感を感じながら、
仕事も早期退職や(役職)定年が頭をよぎりはじめるこの時期は、
順風満帆とはいかない人も多いでしょう。

そういう意味で実に的を射た表現に思えます。

しかし、

一点だけ注意しなければいけないのは
ユングが活躍したいまからおおよそ100年前、
1900年代の平均寿命は日本も世界も45歳前後でした。

40代は「晩年」だったんですね。
(現在の平均寿命は80歳前後)

40代を「人生の午後」と呼んだ意味は
いまとはまったく異なる意味だったことだけは
知っておかなければなりません。

そうはいうものの
「現代版人生の午後」を過ごしている私は、
最近ある発見をしました。

その発見とは
8年前にいまの家に引っ越してきて以来初めて
先月行った「部屋の衣替え」であきらからかになりました。

先月の記事をご覧ください。
http://bit.ly/32wf9Ox

今まで私の8畳ほどある書斎兼、
仕事場のレイアウトは

「仕事机→ベッド→仕事用の小道具置き場」

の並びでした。

部屋の端には仕事関連のものが並び
中央にベッドがあるため、
仕事場とプライベートがごちゃまぜ状態でした。

これを先月、

「ベッド→仕事机→仕事用の小道具おき場」

に大幅な入れ替えを行いました。

ベッドは一度解体してから組み立て直しが
必要だったので難儀でしたがやりきりました。

このときベッドを部屋の端に配置したことで
仕事場とプライベートが分断できると同時に、
ベッドが壁に寄ったことであることに気づいたのです。

その気付きとは・・・

「カベに寄りかかるって気持ちいい!」

いままでベッドは部屋の中央にあったので、
どこにも寄りかかる場所がありませんでした。

足もとは窓で左右どちらにも
落ちることが出来ました(笑)。

ところが今回ベッドを移動して
部屋の角に体をあずけて本を読んでみたら
なんて落ち着くことでしょう!

寄りかかれる場所があるって
こんなにいい物なんだとはじめて気が付きました。

・・・

どちらかというと、
90%自分一人で頑張ってばかりで人に頼るのが苦手な私です。

でも心の底ではきっといままでも
寄りかかりたくて仕方なかったんでしょうね。

いままで寄りかから(れ)ないことで、
自分を奮い立たせて頑張っていた自分を愁うと同時に、
ベッドののり部屋の角にハマりながら、

「これからは何か(誰か)にもっと寄りかかって生きよう!」

と人生の午後の新しい生き方を見つけた気がしています。

いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは、
一つのことを変えたきっかけに
人生観が大きく変わった経験はありますか???

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<<編集後記>>

じつは今日からしばらく
ある場所に高跳びをします!

どこに行くかはついてからのお楽しみ♪

10月末に新しい本の納品日が設定されたときに
無事にやりおえて自分にご褒美をあげようと思い

気合を入れるためスケジュールを無理やり
こじあけて旅行に行くことにしました。

出版社さんには先週末に
ゲラ原稿の初稿修正まで回答したので
目標はほぼ達成であります。

たぶんネットはつながると思うので、
明日は高飛び先からBLOGをお届けします!

たのしみに(?)お待ちください(笑)。

このあと羽田に向かいます!

今日もいい一日をお過ごしください!

>>動画版もあります。
「現代版人生の午後の過ごし方(Youtube)」




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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