いつもありがとうございます。
バナナを食べながら街を歩く外国人に目を奪われた、岩松正史です。
よく傾聴するときは、
「自分のことは話さない」
といいます。
本当でしょうか?
ここには欲しい「結果」を「目的」
にしてしまっているという
大きな誤りがあります。
話さないことを目的にすると
余計に話したくなってしまいますし、
話したくなるかどうかをいつも気にしていると
相手の話がしっかり耳に入っても来ません。
ちゃんと聴けず失敗します。
「結果的に話さなかった」
「話したくならなかった」
状態になりますがそれは
話さないことを目的にするのではなく
聴くことに集中していた結果として
得られるものなのです。
このように
「結果的」にそのような状態になればいいけれど、
それを「目的」にするとうまくいかない。
そのような言葉を私は個人的に
「理想語」
と名付けてみました。
理想語には例えば以下のようなものがあります。
・「頑張って」
→頑張れたらいいが具体的に何をどうするかわからない
・「気をつけて」
→気をつけられたらいいが、何をどう付けたらいいかわからない
・「~しないように」
→何をすればよいかがわからない
・「出来るところまでやってみて」
→どこまでが出来るところなのか基準があいまい
・「気にするな」
→どうすれば気にしなくなれるかわからない
このような理想語で指示を出したり、
理想語を自分の「目的」にしてしまうと
結果的に2つのどちらかでおしまいになります。
1.自分に何かを禁止することで抑圧が高まりストレスがかかり脳が爆発しておしまいになる
2.具体的に何をすればよいかが抽象的なため具体的な行動が起こせない
「自分のことは話さない」ことを
気にしていると失敗します。
そうではなくて、
寄りそって聴くために
「何をするか?」を決めましょう。
具体的には、たとえば
・あいづちによるペーシングで話し手の感情に合わせるという行為をする
・自分が緊張しないようにあいづちをする
・感情のワード聴きとりをしてペーシングの流れの中でくり返しをする
・話を聴きながら話し手がいわんとしていることのイメージを見ることに専念する
などです。
やるべき行動に集中していれば
自然とやるべきでない行動は抑制されます。
「自分のことは話さない」のではなく、
傾聴でやるべき行動に集中して結果的に
「自分のことはべつに話したくなかった」
になるように練習しましょう。
理想語で話すのをやめ、
期待する結果を得るために必要な
具体的に行動を課題にしましょう。
そうすれば傾聴がうまく
出来るようになります。
よかったらやってみてください。
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薬にしろサプリメントにしろ、
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