「慣れる」とは

最近、新しく買ったパソコンと格闘しています。

人生で初めてMacを買いまして。

とはいうものの、

仕事でWindowsも使いますし、

2台持ち歩くのは大変なので、

ソフトを使って、MacにWindowsを入れ、

一台で二刀流にしました。

Macを使うのも初めてで慣れませんし、

Windowsとの併用をするにも、

キーボードの配置がまったく違っていて、

文字を打つのもおぼつきません。

・・・

小学2年生の時、わが家には初めて

PC6001というNEC製のパソコンが来たのですが、

その時、ブラインドタッチ(手元を見ないでキーを打つ)

の練習をした時と同じ気分と同じで、

童心に帰って格闘しています(笑)。

今までのノートパソコンは、

大きなディスプレイに接続もできますし、

打ち慣れたキーボードもあって、

そちらを使ったほうが作業が早く、が本当は楽です。

でも、いま楽を優先したら、

新しいパソコンには慣れずに

挫折しそうだなと思うのです。

所詮、パソコン程度のことと思われるかもしれませんが、

なにごとも背水の陣を引くことで、

新しいやり方を早く学び、早く慣れるだろうと。

そこで、

早く慣れるにはどうしたらいいか?

考えた結果、

今まで使っていたパソコンを

使うのをやめることにしました。

もちろん、

新しいパソコンに慣れるまでの

期間限定でありますが。

そうすることできっと

「本気で困る経験」

ができると思うのです。

中途半端に逃げ道を作っておくと、

私は、楽なほうに逃げたくなるので(苦笑)、

自分の中で逃げ道を断とうかなと。

ここにわざわざ書くのも、

宣言して逃げ道をふさぐ一つの手段であります。

BLOGを一つ書くにも、

朝の忙しい時間の中で

「どのキー押していいかわらないぃ~!!!」

と、本気で焦って困ることで、

そこでした失敗と、そこから得た学びは、

きっと脳裏に焼き付いてくれて、

早く慣れるのを助けてくれるでしょう。

「困るから、早く慣れる」

これが手っ取り早い学習法かなと(笑)。

・・・

講座をいろいろ開催していると、

効率がいいやり方を早く知りたいという方がいます。

気持ちはわかりますね。

でも、やり方を知ったからと言って、

本気で自分がそれを使う環境に身を置かなければ、

やはり人間は、ちょっと困るとすぐに、

今まで通りのやり方に戻りたくなるのだと思います。

また、

「知っている」ことと「できる」は全く別のことなので、

新しいことを知ったからと言って、

それ自体が解決策であるということは稀で、

むしろ知った時から「練習が始まる」

この途方が多いのではないでしょうか?

その時に、

「難しそうだったら、前のやり方に戻ればいいや」

という気持ちで逃げ道を作って学ぶのと

一定期間でもいいから、

「絶対に、この方法をやり続けよう!」

とするのとでは、

慣れる速度と納得の深さが全く違うと思うのです。。

何もすべてについてそんな

ストイックにする必要はありませんが、

せめて、自分の意思で「何かをしよう!」

と、決めた時ぐらいは、

一定時間、今まで通りの過去の自分を封印して、

慣れない環境の中に本気で身を置いてみると

いいかもしれませんね。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「慣れるとは、慣れない環境の中に本気で身を置くこと。」

まだまだ問題が起きてきそうですが、

Windows側を使いこなすほうは、

だいぶ慣れてきました。

このまま続ければ、

Macにもそこそこ詳しく「なれ」そうです。

いま書いていて思いました。

「成る(なる)」と「慣れる」はもしかしたら

語源がどこかでつながっているかもしれませんね。

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