いつもありがとうございます。
中国語は「シェイシェイ」と「イーアルサンスーウーロン茶!」だけ知っている、岩松正史です。
Googleが人材採用時に重要視する能力としての
「知的謙遜」という言葉を最近
よく耳にするようになってきました。
記事そのもの少し前になりますが(2014年)
「Google人事担当上級副社長雇用担当者ラズ・ロボックインタビュー(The NewYork Times)」
というのがあります。
↓
https://nyti.ms/32FYyXU
知的謙遜とは、
・自分には知らいないことがあるという自覚している能力
・知らないことがあると知っている能力
知的な部分について謙虚さを持っているの力があることを
「知的謙遜力が高い」といいます。
ソクラテスの「無知の知」が現代で見直されている感じです。
なぜこのような指標を重要視するかというと
Googleに入社を希望するようなインテリは過去に挫折をした体験がなく、
自分が至らないということを知る力が乏しいことがあり、
また、知的謙遜力を採用後に身に着けるのは難しいからだそうです。
知的謙遜の研究というのはいくつかの大学で行われているようです。
たとえば、
米国ジョージメイソン大学の研究によると
知的謙遜力を高めるためには、
傾聴に通じる以下のような要素があると言われています。
※カッコ内は、私が解釈した傾聴的な要素です。
・情報源を複数化する(思い込みで決めつけない)
・他人の話さえぎらないでマインドフルに聴く(会話泥棒をしない)
・理解できない人を意識して批判しないようにする(同感できるかどうかで聴かない)
・批判しないが肯定しなくていい(共感的理解)
・他人の意見を自分の意見を扱うのと同じ態度と同じように扱う(あたかも相手であるかのように感じる)
・自分と違う意見を切り離す(共感的客観性)
・誰かに批判的な意見を言うときは事実だけを伝えるようにする(疾病生徒事例性)
・権威を引き合いに出して説明しないようにする(相手を分かろうとする)
・批判を受けた時は、体の変化に注目する(一致)
・間違いがあったら認める(自分は無力であることを確信しておく)
・断言表現、絶対に確実、明らかにという表現を避けるようにする(伝え返す) など
いかがでしょうか?
あまりにも傾聴に通じる部分が多いのはもちろんですが
中でも批判を受けた時は、自分の体の変化に注目するというのは
傾聴でいう「一致」の概念まで含まれているのが面白いですね。
ビジネスで傾聴が必要かどうかはもはや
論じる必要もないくらい周知の事実となってきました。
そしていよいよこれからは、
ビジネスにおける傾聴の重要性は、
ただ人の話を聴きましょうという
他の人に対する傾聴だけの段階から
自分に対する傾聴の必要性を
伝えていく時期になったと個人的に感じています。
話を聴くときは自分を押し殺して聴きましょうというような
自己犠牲的な考えで伝えている傾聴は5年後には駆逐され、
もっと自由で聴く人も楽になる楽な傾聴が広まっているのではないでしょうか。
いかがでしょうか?
これをお読みいただいているあなたは
知的謙遜力は高そうですか?
知的謙遜力のチェックリストを
メンタリストDaiGoさんが後悔しているので
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<<編集後記>>
きのうから旅行で台湾に来ております。
超繁忙期と執筆が終えているだろうと期待して
ご褒美もかねて先月急に思いつきで予約しました。
ポイントで宿泊ただになるというのもありましたが(笑)。
日本語が話せるスタッフが少ないホテルのようで、
英語で話しかけられてすでに四苦八苦しております。
中国語も全くしゃべてませんし(笑)
天気がとてもいいので今日は
自由に台北市内を自由に動きながら、
言語の壁を乗り越えて普段とは違うことに
チャレンジしてこようと思います。
今日もいい一日をお過ごしください!
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