いつもありがとうございます。
サバの水に缶詰めにはマヨネーズと醤油が欠かせない、岩松正史です。
よく共感できない話はどうやって聴けばいいか?と質問をもらいます。
まず前提としてそのときは「共感」ではなく
「同感」できなくて困っているのではないでしょうか?
まず同感と共感の違いを理解しましょう。
仮に質問の内容が同感だったとしても、
同感できなくても共感はできるので問題はありません。
共感できないことで悩んでいる人の多くはだいたい以下の2種類です。
・同感と共感の違いが分かっていない
・相手が本当にそう感じている共感の感覚をもたないまま形だけにとらわれている
共感で「感じられない」のには理由はいくつか考えられます。
①感じ方がが足りない
②フィルターが反応しすぎてしまい共感ではなく同感にとらわれてしまう
③フィルターがまったく反応しなくて何も感じない
②は練習がまだ足りないということなので
同感の聴き方になっていないかチェックして、
自分の中のフィルターを明らかにする練習をしましょう。
①のように感じ方不足の場合は、
相手が感じていることへの疑問や質問を
適度に増やしてみてもいいでしょう。
「他には?」「それはどんな感じ?」
と促しながら相手に見えていて
相手が感じている世界をのぞかしてもらえれば
感じられるものが増えてきます。
またどうしているかというと「共感できる一部分だけ一生懸命共感する」ことがあります
。
③のまったく何も感じられない人に必要なのは、
人の気持ちを聴く前に、自分の気持ちを聴けるようになる訓練です。
自分の気持ちも分からない人が
人の気持ちが分かるはずもありません。
自分の感情が分かるとは、
(1)感じたことをすぐに言語化できる(状態を作っておく)
(2)日々の生活で感じるような行動をルーチン化する
などがあります。
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(1)感じたことをすぐに言語化できる(状態を作っておく)
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とにかく感じた瞬間に嬉しいでも、
悲しいでもまず口に出してみることです。
多くの人は気持ちを口に出さず感じた瞬間に
飲み込む習慣がついています。
それを感じた瞬間に言語化できるようにするための
トレーニングが必要です。
他人に言って差支えがあることであれば、
少しあとで一人になった時でもいいので
言語化してみましょう。
自分の気持ちを自分で
わかっていることを確認するための基準は
言語化してみることが最適です。
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(2)日々の生活で感じるような行動をルーチン化する
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感情に関わるのが苦手な人には、
自分の生活スタイルが固定化されて安定していたり、
他人の意見を聞かなくても自分の考えだけで伝えれば
生活するのにストレスがないタイプの人が多くいます。
安定した自己をもっているという点では素晴らしいのですが、
他者の立場や感情が理解できずつい
自分の意見を披露したり違う意見に遭遇すると
相手の考えを変えさせたい心が動いてしまいます。
差しさわりない距離で暮らしている分には
自分と他人の価値観は違く手も気になりませんが、
目の前に現れると違いを受け入れられなくなってしまうのです。
そう日う人はあえて自分と価値が
違う人が集まるような集まりに行ったり、
やるにはちょっと勇気がいるようなことに
挑戦することで自分の枠を広げ感情が育っていきます。
感情的になることはよくないことで、
冷静でいなければいけないという
刷り込みがされている人は、
なかなか自分という安全の殻から出れない分、
人の気持ちへの共感も苦手になります。
・同感ではなく共感を軸に聴く
・感じたことをすぐ言語化するトレーニングをする
・技と心が動くような状況を実んで作る
よかったらやってみて下さい。
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<<編集後記>>
2日間の大阪出張から帰ってきた翌日
息子と久しぶりにあさ散歩&キャッチボールをしたら、
なんと、キャッチボールがうまくなっていること!
驚きました。
投げるとも捕るのも上手。
人はすぐその場で結果を欲しがりますが、
脳はうまく出来ていてあとから処理して身につく。
そんなことがよくあります。
目の前で結果が出なければ満足できな用では
子どもも社員も上手に育つことが出来ませんね。
今日もいい一日をお過ごしください!
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