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いつもありがとうございます。

焼き肉はしばらく見たくない、岩松正史です。

傾聴には質問のスキルがありますが
「なぜ？」という質問はあまり使いません。

「なぜ？」をどこまで使っていいか問題で
困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はこの「なぜ？」について
どのような「なぜ？」がいいなぜで、
どのような「なぜ？」かよくないのか解説します。

「なぜ」がいけないといわれる
で最も多いのが

「相手を問いつめたようになるから」

です。

たしかに、矢継ぎ早に

「なぜ？なぜ？なぜ？なぜ？どうして？」

といわれれば困ってしまうでしょう。

そして、

傾聴においてなぜを使わない理由はもう一つあります。

「なぜ？」では、気持ちの回答がもらえないからです。

質問をするということはそもそも
聴き手であるこちら側に知りたい何かが
あるから質問するわけです。

そして、

傾聴で質問するときの理由は1つしかありません。

「気持ちを理解し、支えたいから」

それに必要な質問はします。

質問にも様々な種類があるのでただ
なんとなく質問をするだけでいいなら
いろいろな質問の仕方ができます。

だいじなのは

「どの質問がいいか？悪いか？」ではなく
自分がなんの目的でいま話を聴いているのか？

聴く側の目的がちゃんと定まっていれば、
おのずと目的にそった質問を選択できるようになり
的外れな質問が減ります。

質問の仕方に迷う人の多くのは
そもそも聴く目的自体があいまいで
定まっていから質問の仕方にも迷うのです。

・・・

話を戻します。

傾聴は気持ちを聞くこと。

ならば質問の仕方もも当然、
気持ちを確かめるために最適な
質問の仕方を選ぶようになります。

例）
聴き手「なぜ逃げたんですか？」
話し手「ミサイルが飛んできたからです」→事柄

聴き手「なぜ逃げたんですか？」
話し手「怖かったからです」→気持ち

このようになぜと質問をすることで
知りたい気持とは違う事柄の返事が
返ってきてしまうことが起こりえます。

目的である気持ちの回答が得られる確率が低い
質問の仕方ををわざわざする必要はないので
「なぜ？」ではない気持ちにフォーカスした
質問の仕方を私はよく使います。

例）
×「なぜ逃げたのですか？」
〇「逃げたのはどのように思ったからでしょうか？」

出来事を訊くのではなく出来事に対する気持ちを知るためには、
気持ちにフォーカスした質問の仕方というのがあります。

まとめると、

傾聴するときになぜを使わない1つの大きな理由は、
なぜ(理由)を知りたいのではなく、
どのような思い(気持ち)を知りたいからです。

・・・

そして次に。

ここまでは傾聴で「なぜ？」を使わない理由を書いてきましたが、
傾聴ではない一般的なコミニケーションにおいても
「なぜ？」という質問が害になることがあります。

つぎは、傾聴に限らずコミュニケーション全体として
「なぜ？」がよくないといわれる原因を考えてみたいのですが・・・

長文になってきたので、
つづきは次回にいたしましょう。

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＜＜編集後記＞＞
きのうの夜は、大学時代の友人と
焼肉の食べ放題にいきまして。

節約家の奥さんで、友人は
毎月おこづかい制なのです。

おこづかい額を聞くと浪費癖がある
私にはちょっとやっていけないなぁというくらいの
少ない金額でうまくやりくりしている彼なのでした。

愛はお金に勝る！？？？

普段なら外食なんてもってのほか
という感じの彼なのですが、
最近ボーナスが出たら臨時でおこづかいがもらえたそうで。

たまにはパーっと外食をしたい！
ということで私のお気に入りの
焼き肉食べ放題のお店に一緒に行ったのでした。

とにかく、彼は頼み過ぎでして（汗）

ひとりで全部食べてくれればいいのに
量が多く私も手伝わなければいけくなり食べ過ぎ・・・。

焼肉好きの私ですが、さすがに
（牛だけに！）モウしばらく
焼肉は見たくないくらい
満腹になって帰ってきたのでした。

それでも、

大学の友人とこうして食事に行けることも、
コロナのことがあるので外食自体できことも
ありがたいと感謝しながら
お腹をさすりつつ帰宅したのでありました。

さて、

今日は2つのオンライン講座開催。
張り切って参りましょう！

今日も良い1日をお過ごし下さい！

■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→　諸富祥彦の傾聴のねっこ（動画）