消去法で目標を設定する

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いつもありがとうございます。

ご先祖様は私を見ているに違いないと確信した、岩松正史です。

夜8時過ぎ

仕事終わりの夜ちょっと良いものを夕食に食べたくなりまして。

バーミヤンは行き過ぎて
中華料理は飽きた・・・。

サイゼもガストも行きすぎて
洋食もステーキも飽きた・・・。

和食といっても、

牛丼屋も飽きた・・・。
とんかつも飽きた・・・。

ちょっといいものが食べたいはずなのに、
何を食べたいのかはっきり出てきません。

ラーメンは昨日食べた・・・。

寿司の気分でもない・・・

そんな風にしてどんどん消去していくうちに
ようやく問題を解決してくれそうな
ひとつの店を思い浮かべることができました。

和食の、大戸屋です。

あそこに行けば魚も肉も野菜料理もあるし
「何か」普段私が食べないような
ちょっといいものが食べれるはず!

そう確信して車を10分走らせて行きました。

・・・

カウンセリングの方向性を決めるとき
クライアントさんにいきなり

「どうなりたいですか?」

と質問するカウンセラーがいます。

私も外部の研修を受けているときに
そのように訊かれたことがあります。

とのとき心の中で

「それがわかんないから話してるんでしょ!」

と突っ込みをいれていたことがあります。

なりたい自分像は聞かれても
わからないことがほとんどです。

わからないことを質問するのは
オープンすぎる質問で有効ではありません。

私は逆に

「どうなりたくないですか?」
「どうしたくないですか?」
「なにがあったらいやですか?」

のように、

いやなものを聴いて消去していく
消去法を使うことがあります。

なりたくない自分を消去していった結果
残った「ましな自分」をとりあえずの
目的地としてみるのです。

カウンセリングでいきなり解決しようとすると失敗します。

高すぎる空想的で現実味がない
バラ色の目標を設定するより、

思考もにぶり心のエネルギーが落ちてるいま
とりあえず自分を維持するためにイヤなものをさけられる
「マシな自分」を目指すのもときには有効です。

相談を受けたからには一気に改善しようと欲張らず、
少しずつましな状態を増やしていってみてはいかがでしょうか。

よかったらやってみてください。

わたしは消去法で残った大戸屋に行きました。

そこで想像もしていなかった
鮭の定食と野菜の盛り合わせを食べて、
贅沢な気分を味わうことができました。

ごちそうさまでしたm(__)m





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■傾聴の参考になる動画
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→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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