迷った時に「やる方」を選ぶためのヒント

先日、朝目が覚めてすぐあるトラブルが発生しました。

緊急だったので、

いつもの日課たちは後回しにして

トラブル対応にあたりました。

その日は出張で関西に行かなければいけません。

予約していた新幹線も1時間遅らせて、

どうにかとりあえず解決することができました。

大阪に向かう新幹線の車内では、

朝処理出来なかったメールへの対応など

事務処理をつづけました。

ずっと集中していたので、

「こんなに京都(下車駅)近かったかな?」

と、思うくらいあっという間に時間が過ぎまして。

下車駅の京都に着く15分前にすべてが完了し

ホッとした瞬間、

もう一つ大事なことを忘れていました。

BLOG書いていない。

「まずい…」

下車したら今日はもう書く時間はありません。

一瞬

「一日くらい飛ばしてもいいか」

と、甘い誘惑が脳裏によぎります。

でも次の瞬間、

「15分で全部できるはず」

と、言い聞かせて作業に取りかかりました。

ちなみに、

「全部」とは、

(1)作文

(2)BLOGへの投稿

(3)メルマガ1への投稿

(4)メルマガ2への投稿

(5)フェイスブックへの投稿

です。

元となる文章は同じでも、

それぞれ加工して投稿しなければなりません。

何より0から作文しないといけません。

再び集中状態へ。

結果、

13分で全作業を完了することができました。

まあ、一番いいのは忘れずに書いておくことですから

何の自慢にもなりませんが(苦笑)。

・・・

迷った時にやるかやらないかの差は、

100倍どころではありません。

やらなければ0で、0は100倍しても0ですから。

人間の脳の仕組みからみると

目標に対して「足りていない」と思うとストレスなので

つい自尊心が傷つかないために低い目標を立てがちです。

でも、

例え半分でも「できたほう」を見るクセがつくと、

高い目標を掲げるのはまったく問題なく思えてきます。

要するに、

積極的に人生を生きられるかどうかは、

その人が持っている能力の問題ではなく、

「自尊心とのバランス」

で決まっているだけなのでしょう。

どうしようかと迷う時にはいろんな選択肢があります。

1.今回はやらないことにする

2.少しだけやることにする

3.全部やることにする

どれも場合によってはよいでしょう。

でも、

「全部やる」と決めてやると、

例え半分しか出来なくても、

「やらない」よりも、

「少しだけやる」よりも、

はるかに大きな成果を得ることができます。

目標に対して結果がたとえ足りなくても、

「やろうとして半分進めただけでもよい」

「出来なくてもやろうとしただけで価値がある」

そういう自分への見方が出来ることを

「自信」

と呼びます。

そしてもう一つ。

チャンスやトラブルが目の前に来たときに、

どの道を選ぶのか、

その一瞬の判断は何によってきまるか?

たぶん、

チャンスやトラブルがきていない平穏な時間を

どう過ごしてきたかで決まるのでしょうね。

私の場合、

「毎日BLOGを書く」

と、いう習慣があったので、

迷った瞬間に

「書かなかったら気持ち悪い」

と、書かなかった時のストレスの方が大きいと脳が感じて、

書くことにしたのです。

能力が高いからできたのではなくて、

そういう習慣があったからできただけのことですから、

習慣化していれば誰にでも出来ます。

「いざという時の行動は、
 いざでない時の行動の積み重ねで決まる」

ということですね。

さて、今日一日このなにごともない

平穏な一日をどう過ごしましょうか。

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