傾聴の体験会
https://jkda.or.jp/info/?p=97
いつもありがとうございます。
わすれものはコンタクトレンズだった、岩松正史です。
オンライン、リアル講座問わず
最近、とくに意識的にロングセッションを
するようにしています。
傾聴を学んでいる人は増えていますが
本当に傾聴をされた経験がない人、
みたことがない人が多いからです。
私の聴き方が素晴らしいかどうかはべつにして
傾聴の実際を見たこともないまま
傾聴上手になれといっても困るでしょう。
それではハワイに行ったことがない人に
ハワイの絵を描いてみろというような
無理な話です。
ひとり話し手を募り30~60分のセッションをしますが、
オブザーブした人の感想は様々です。
「なるほど!理屈と現実が結びついた」
と納得する人もいれば、
「じれったい」
「めんどくさそう」
「そんながまん強く聴けない」
実際はガマンなどはしていませんが
そのように見える人もいます。
オブザーバーの巻相馬まちまちですが
クライエント役の感想はだいたいおなじになります。
「話しをしているうちに散らばっていたものが整理された感じがした」
「自分はそんなこと思っていたんだとはじめて気づいた」
「最初はAと思っていたけれど、本当はBもあると気うことに気がついた」
「邪魔されるわけでもないけれど放置されてるわけでもない感じがなんだか不思議だった」
個人的には傾聴するときいつも
こうなれたらいいなという目指すところ、
つまり目的地をもって聴いています。
私が目指す傾聴の目的地は
・ひとりでいるけれど、独りぼっちじゃない
・ふたりでいるけれど、安心して一人になれる
そんな聴き方を目指しています。
そしてそのためにはいつも話し手の方が
1/4歩うしろに私がいるような感覚をも持ってもらえるような
距離感で聴くことにとりくんでいます。
・・・
きのうも講座内でクロージングまで
見せるロングセッションをしました。
そのときクライエント役の方から
いただいた感想が独特の表現でありつつ
私の想いに近くてうれしかったのでご紹介します。
クラエント役の方はいいました。
「私は、森の中を迷いながら歩いて。わかれ道があったとき、私が右を選ぶと岩松先生はそれについてきてくれて、でも道がちがったと思って今度は左にもどると、岩松先生は『左に行くんですね』といってついてきてくれる。バスガイドのように旗をふって誘導されるような感じだとなんだかいやなのだけれど。岩松先生は横・・・というよりは半歩後ろをついてきてくれている感じ。決して前には出ないけれどいつもすぐそこに気配を感じているから安心してうろうろ迷うことが出来る、そんな感じでした。」
このクラエント役の方の感性と表現力の豊かさに
感心したのでありますがなんとなく
私が目指している・・・そして愛してやまない
・ひとりでいるけれど、ひとりぼっちじゃない
・ふたりでいるけれど、安心して一人になれる
そんな傾聴に近かったとわかり
うれしくなったのでした。
傾聴するならぜひ話し手が
ひとりになれるけれど、
ひとりぼっちにはしないであげてください。
それができたとき、はじめて
ガマンや辛抱ではない傾聴のすばらしさを
話し手、聴き手の両方が実感することが出来るはずです。
<お知らせ>
話しが楽に聴けるようになる
傾聴1日講座
http://bit.ly/2gDTlve
<<編集後記>>
講座を開催しに行くときに
わすれものをしがちなので
きのうは念入りにチェックして出かけました。
そのおかげで講座の開催には
なんの支障もなかったのですが
一つ忘れてしまって残念だったものがありまして。
「コンタクトレンズ」
です。
いつもわすれものして残念に思うのは
せっかく準備しておいておいたのに
もって幾を忘れてしまったときです。
「あ~!せっかく準備しておいたのにぃ~」
と残念に思います。
でもきのうは準備していたものは
忘れませんでしたが、
メガネをかけていて見えていたので
せっかく最近買ったばかりの
コンタクトに変ることを
忘れてしまい残念でした。
自分がいまメガネかけているか
コンタクトをしているかは探しても
自分の目は見えませんからね(笑)
きょうこそはコンタクトにしていきます!
今日はあたらしい傾聴サポーターが誕生します。
東京地方は曇りで寒い朝です。
今日もいい一日をお過ごしください!
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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)