ロジャーズ、シカゴ大学でピンチに

いつもありがとうございます。
好きな香りはフランキンセンス、岩松正史です。

1944年好待遇でシカゴ大学に
むかえ入れられたロジャーズに
最大のピンチがおとずれます。

就任したカウンセリングセンターのに対して
同大学の医学部精神学科付属
リング病院のオーデリック博士らから、
センターは医師免許をもたないものによる
違法行為であるとクレームが入ったのです。

オーデリックは大学理事会に対して
センターの封鎖を要求しました。

これに対してロジャーズは、
国防総省のプロジェクトの支援をしていること、
国から研究費を提供してもらっていることなど
あらゆる根拠をもちだし欧州します。

けっきょくこの件は、
当時の学長の公平な判断もあって
ロジャーズの勝利におわっています。

またそれ以外にも2度にわたる
医学会との闘争にもロジャーズは
勝利しています。

ふだn物腰がやわらかいことで
知られているロジャーズですが
ここぞというときにはいつも強靭さを見せます。

本人いわく、自分には開拓者の家系に生まれ、
6人の兄弟の中でもまれて戦って育ってきた
強さがあることを強調しています。

シカゴ大学のこの時期ひとつ気になることは、
抗争相手であった大学精神医学には
自己心理学の旗手として注目された
コフートが在籍していました。

両者とも共感や自己という概念を強調していて、
コフート学派のストロロウも
両者にかなりの共通点を指摘しています。

先程の抗争があり両者が直接
あったことはないとされています。

しかし同じ地域に住み同じ大学に勤務する2人が
間接的にでも関わりがあったと考えることは
むしろ自然ではないでしょうか。

その後ロジャーズは人気を博した2冊目の著書
(1942年カウンセリングとサイコセラピー)につづき
代表作の一つである3冊目の著書
「クライエント中心療法」を発表します。

参考図書:カールロジャーズ入門「自分が自分になるということ」諸富祥彦
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<<編集後記>>

五感の中で唯一直接脳に刺激を与えられるのが
「臭覚」つまり匂いであることはよく知られています。

体調管理と頭をよく働かせるため
毎日サプリメントを飲んでいますが、
それとは別にアロマオイルも
もちち歩いています。

いくつかもっているのですが
自宅用として最近お気に入りの香りが
フランキンセンスです。

フランキンセンスは心の落ち着きをもたらし
集中力を高める効果があるといわれています。

もち歩き用としてはローズマリーを
カバンに入れてもち歩いています。

ローズマリーは記憶を
よくするといわれています。

ほんの数秒香りを嗅ぐだけで
脳にキーンと刺激が伝わってくる感じがして
リフレッシュに役立っています。

東京地方は久しぶりに本格的な雨。

それでも講座があるので東京に向かいます。

今日もいい1日をお過ごしください!


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