正しい傾聴をするための唯一の方法

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いつもありがとうございます。
サースポーになろうと思う、岩松正史です。

「15分のロールプレイの中で要約をしたほうがいいでしょうか?」

このようなご質問をメールでいただきました。

この手の「傾聴している最中は〇〇したほうがいいかどうか」系の
応答の正解を知りたいという質問はよくいただきます。

そして、

このよう質問をもらうたびに困ってしまいます。

そんな時は私はこうたずねることにしています。

「あなたはその人にどう関わりたいのですか???」

要約をするかどうかはあなたがしたいか
したくないか?で決まります。

自分の目的を達成するために要約が
必要ならすればいいし、不要ならしなければいい。

それだけのことです。

あなたが聴く目的は何ですか???

その答えはあなたしか知りません。

たとえば、

「寄りそって支えたい」が目的なら、
その目的のために要約が必要ならすればいいし、
不要ならしなければいいでしょう。

目的がないまま正解の方法だけ
探しても見つかるはずがありません。

なぜなら正しい方法は目的により変わるからです。

「15分のロールプレイの中で要約をしたほうがいいでしょうか?」

それはまるで見知らぬ人に突然目的も告げぬまま

「私はアメリカ行きの飛行機に乗ったほうが良いでしょうか?それともいぎりす行きの飛行機乗った方が良いでしょうか?」

とたずねるようなものです。

訊かれたほうは困ります(汗)

また、

今回のその方からいただいたメールには

「職場のカウンセリング研修をしている最中の疑問」

と書いてありました。

自主的に参加したのではなくて義務的に参加させられている研修で
聴かなければいけない時もあるでしょう。

そんなときはまず、
研修の目的は何かを確認するといいでしょう。

研修の目的が分かればその時間を
どう使うか目的を自分で決めることができます。

正しい傾聴をするための唯一の方法。

それは

「自分が人とどうかかわりたいか」
聴く目的を自分の中に明確に持つことです。

そして目的は自分で決めること。
これをよく「答えは自分の中にある」といいます。

よかったらやってみてください。

でも、

ときどき「カウンセラーの試験に合格するのが目的です」という人がいます。

でも、「試験合格」は目的にはなりません。

その理由については、またべつの機会にお話ししましょう。

今日のことば
『聴き方がわからないなら、目的を明確にする』

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<<編集後記>>

今朝も四十肩の治療で病院に行ってきました。
担当の若い理学療法士さんが
私の本とYouTubeを見てくださったそうで。

表に出る仕事をしていると
下手なことはできませんね(笑)

肝心の肩のほうは、
なかなか良くなる兆しはありません。

スマホを使うのも右、
マウスを使うのも右、
カバンをかけるのも右肩。

右ばかり不公平に酷使しすぎてるかもしれません。
サースポーでも目指そうかな・・・。

サースポー・・・死語ですね(汗)

今日もいい1日をお過ごしください!

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


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