C.ロジャーズ、ウィスコンシン大学での苦悩

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いつもありがとうございます。
体水分率59.8%、岩松正史です。

好待遇でウィスコンシン大学に
向かい入れられたロジャーズでしたが
そこで過ごす7年間は苦渋に満ちたものでした。

けっきょく当初遺跡の条件の一つだった
心理学と精神医学の融合を果たすことができず
学内でも孤立することになり精神医学のみに
集中せざるをえなくなりました。

弟子のキースラー、トゥルーアックよる
一致、共感、無条件の積極的関心を測定するスケールの開発や、
ジェンドリンによる体験過程を測定するスケールの開発など
研究面の成果もないわけでありませんでした。

しかしそれ以上に研究プロジェクト内で
痛ましい人間関係のトラブルが続出したのです。

トゥルーアックの裏切り行為に対して
適切に対処しなかったロジャーズは
ジェンドリンやキースラーとトラブルになりました。

ジェンドリンからは訴えられ、
キースラーからは絶縁状に近い
手紙を送りつけられてしまいます。

ちなみにトゥルーアックはその数年後
自殺をしています。

家庭内のトラブルにも巻き込まれました。

弟のジョンの妻、義理の妹のルースと
長男デビットの妻コーキーがともに
精神病に錯乱しそれに振り回されました。

妻ヘレンも入院し、ロジャーズ自身も高血圧に苦しみました。

仕事のほうはそれなりに忙しく研究室を
留守にしがちだったのもトラブルの原因の1つでしょうが、
こんな状態では研究に集中することもできなかったことでしょう。

この一連のことがらを見ているとロジャーズは攻めるときは
非常にパワフルですが守りに弱い一面があることがわかります。

この時期はその悪い一面が重なって発揮された時期といえます。

参考図書:カール・ロジャーズ入門自分が自分になるということ(著者:諸富祥彦)コスモスライブラリー

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<<編集後記>>

毎日、体重計(体組成計)にのりながら
気にする数値の1つが「体内水分量」です。

体内水分量が低い老化が
進んでるっていうことらしいですね。

栄養の代謝がうまくできなくなったり
体温調節ができなくなったり
乾燥肌になりやすくなったり。

ただ水分をとるだけでなく水分を
蓄えやすい大切にしないといけません。

栄養不足だと体の水分量も
下がりやすいのだそうです。

体内水分量が増えることで太りにくくなったり
肌質が改善されたり便秘が改善されたり
体調が改善されることがあるそうです。

いまの私の体水分量はほぼ60%、
以前はいまよりも平均で2%くらい低かったです。

水分量も体調を知るうえで1つの
バロメーターになります。

今日もいい1日をお過ごしください!

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