あまりしゃべってくれない人への傾聴

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◆オンライン傾聴体験会
・6月30日(水)20時
・7月6日(火)10時
・7月13日(火)10時
・7月16日(金)20時
・7月28日(水)20時
https://bit.ly/340LrDl
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いつもありがとうございます。
朝からトウモロコシ焼いてます、岩松正史です。

相手がそれなりに話してくれる人はいいけれど、
口が重い人っていますよね。

子ども、パートナー、上司・・・。
聴きたいのに話してもらえない。

今回は、

・気持ちをわかってあげたいのに話してもらえずに困っている
・話してくれないから傾聴ができないと思っている

そんな方に聴いていただきたい内容です。

傾聴するためには、
話をしてもらなければできないと
思っていたら結構思います。

でも結論を言うと、
傾聴というのは話してもらうことだけではないんですね。
もっと広い意味で「気持ちを分かる」のが傾聴です。

「聴くこと=傾聴」と思っている方は、
「気持ちをわかること=傾聴」に
概念を広げてみてください。

すると、

話をたくさんしてもらってもいいのですが、
してくれなくても傾聴は出来ることがわかります。

7年ほど引きこもり支援のNPOの相談員をしていました。
引きこもり状態の子どもたちは
あまり多くを語らない子が多かったです。

すると、

お母さんなんかは気持ちがわかれば
何かしてあげられると思っているから、
色々話して欲しいわけです。

だけど、話しかけてもあまり反応がない。

「話してくれれば気持ちがわかるのに・・・」
とおっしゃっている方がいました。

でも、先をいった通り、
話せない気持ちも気持ち。

話したくない気持ちも気持ち。

話し手ハッキリさせようとするのではなくて、
話せない気持ちにこそ寄りそってくれる
存在が貴重だったりします。

お母さんにしてみれば
「わかってあげたい」と
思っているはずなんですけれど、

いつの間にか、

「わかってあげたい」のはずが
「私を納得させちょうだい」
と自分の動機になってしまっている
ことがままあります。

だから、一つには、
傾聴するというのは、
話せない気持ちも傾聴するということなんだ
と思っていないとツラくなってしまいます。

それからもう一つ。

今ここまで読んで、
相手を変えたいとか自分の欲で話して欲しかっただけ
なんだと気づいたいとしましょう。

その後が大切です。

どうぞ、その見つけてしまった
「至らない自分」を直そうとしないでください。

治そうとすればするほど、
余計、傾聴ができなくなってしまいます。

どういうことか?

「悪いところに気づいて直す」
その思考そのものが相手に話させたい
と全く思考パターンなんです。

「話してもらえない状態悪い。だから改善しよう」
と思うわけでしょう。

それと、

「相手を変えようとすることは悪い。だから自分を改善しよう」
・・・ね、思考パターンがまったく同じでしょう。

どうか、出来ない自分、
足りない自分に気づいたら直そうとせず

「そういう気持ちがあるんだねぇ、私の中には…」

と自部に受容、共感で接してみてください。

つまり自分に傾聴してみてください。

自分に傾聴できるようになれば
大切な人にも傾聴しやすくなります。

・話せない気持ちを傾聴する
・できない自分を傾聴する

よかったらやってみてください。

<お知らせ>

傾聴1日講座、毎月開催中!
https://bit.ly/3pC7ER0

<<編集後記>>

土日、月1セットは妻を
休ませる日になっておりまして。

講座は入れず自宅待機の日です。

朝から妻はついにいないので
朝食を作ろうとキッチンにいったら。

火曜日に買ったとうもろこしが
まだ冷蔵庫に残っていました。

そろそろひからびそうなので
ゆでてしまおうと思い息子に
「とうもろこし食べる?」と聞いたら

「醤油つけて焼いて欲しい」と。

ゆでるだけと醤油つけるんじゃ
えらい手間がかわってきます(汗)

まだこれからブログを書くのに
面倒だなと思いながらも
月1回くらいのことなので、

手間をかけて醤油をつけながら
とうもろこしを焼いてあげました。

その時の写真が以下にあります(笑)←見たいか!?

(写真はこちら(笑))
https://bit.ly/3wXmkid

今日もいい1日をお過ごしください!

■ 傾聴

体験会
傾聴1日講座(基礎)
傾聴サポーター養成講座

<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


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