傾聴の3つの基本スキルの知られざる役割(あいづち、くり返し、質問)

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いつもありがとうございます。
コーヒードリップでお茶はムリだった、岩松正史です。

傾聴の基本スキルといえば
あいづち、くり返し、質問
この3つのスキルになります。

この3つのスキルについては
傾聴の学校で学んだことがある方が
いるかもしれません。

その時この3つのスキルはそれぞれ
バラバラに習うことが多いと思います。

でもこの3つは本来バラバラのものではなくて
一つ一つが関わりがあるものなのです。

では、どんな関わりがあるか?

簡単にいうと、
1.あいづちを入れながら、次にくり返そうする必要があるかどうか判断する
2.くり返しをしながら、次に質問する必要があるかどうか判断する

このように相手に向かって
ただあいづちを入れる、くり返しをする、
質問を入れるというだけではなく、

自分自身の心を整えて
次にどのように関わるかを決める
という役割があるのです。

例を挙げてみると・・・。

話し手「わたしの人生は、波瀾万丈な人生だったんです・・・。」

こういったクライエントがいたとしましょう。

その時まず、あいづちが入ります。

聴き手「あー、そうなんですねー。」

そしてそのつぎに、くり返しが入ります。

聴き手「(あーそうなんですね)波瀾万丈な人生だったんですね。」

こんなふうにあいづちをしながら、
話し手の言葉を十分に受け止めて
落とし込む時間にもなっています。

また、

「波瀾万丈な人生だったんですね」と
くり返しを入れながら聴き手の中で
「波瀾万丈」という話し手独自の感覚を
心に落とし込む時間をとっています。

そして、くり返しをしながら
話し手がいわんとする「波瀾万丈具合」を
自分にはまだちゃんと理解できていない。

疑問があると感じたらくり返しの後に
「波瀾万丈でいいますと?」
と気持ちを尋ねる質問がたされます。

このように、傾聴の基本スキル
あいづち、くり返し、質問は
ただ単に相手に応答するというだけでなく、

聴き手の心に受け止め落とし込み
聴き手の心を整えるためにも
必要なものなのです。

傾聴のスキルは人のためだけでなく、
自分のためにもなっているのです。

よかったらそのように使ってみてください。

いままでよりも余裕がある応答になるはずです。

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<<編集後記>>

昨日はほぼ徹夜である作文をしておりまして。

途中、気分転換がてら緑茶を
飲もうと思ったのですが、
茶葉はあるものの、茶こしが見当たりません。

そんなとき、パっと目についたのが、
コーヒードリップ用の紙パック。

(コップにひっかけて上からジャーっとお湯を入れる)

似たようなもんだからいけるかと思い
茶葉を入れて上からお湯を入れてみたら…。

茶葉の方が目がこまかいらしく、
目が詰まってしまってぜんぜん
お茶がおりてきません(汗)

仕方ないのでだましだまし
手で絞りながらお茶を入れたのでした。

お茶を飲むのも一苦労であります。

今日もいい1日をお過ごしください!

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


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