いつもありがとうございます。
好きな洋服は、好きなタイミングで着たいから、
洗濯、アイロンは自分でやる。
タイミング重視の、岩松正史です。
”意識しているものにより人は行動が変わる。あとはどうやってより良き方向に意識を変えるかだけの問題”
先日書いたBLOGは、
傾聴に関わりのある多く方から
反響をいただきました。
▼先日のBLOG
『たった一言で「傾聴様」の呪縛から解放する方法』
「ラフな自分を作る」ことを
意識してもらうことで、
それまでとらわれていた、真逆にある、
「マジメに聴く」「正確に聴く」「正しく応答する」
という意識がはずれる、という話しです。
本人は「いい」と思いこんでいるけれども、
実はその思い込みが原因で大事な部分が
邪魔されてしまって能力が
発揮出来ないことはよくあります。
信じ込んでる意識が何らかの方法で
意識からそれると、そこに
無意識に「本性」が表れます。
そして
変な意識がとれて、本性が表れた時
人は意外な能力を持っている自分を
発見したりするのです。
これは、
本当はその人がすでに持っているのに
変な意識が邪魔をして
出せなかった能力が出てくるということです。
まさに、
前述のBLOGで紹介した方法は、
別のことを意識させることにより、
本性がわき出し、能力がもともと
備わっていることを
確認してもらっている作業でした。
私自身は、本性ができやすいよう
工夫して「伝えている」だけで
私が「教えて」出来るようになった
わけではありません。
実は、似たことが記憶や勉強にも言えます。
・・・
きのう、記憶法のフォローとして
キャリアコンサル国家資格の
筆記試験対策講座をやっていました。
記憶法を習った人は、
当然まじめに「意識的して」
習った通りの方法を、ちゃんと使って
覚えようと試みます。
でも、この「ちゃんと」が、やはりクセモノ。
頭で考えて、意識すればするほど、
ぎこちなく、技法を使うことが
難しくなってしまうのです。
なので、
記憶法本体を学ぶ講座のときは、基本を
「正確に」使う練習をしたのですけれども、
試験勉強に実際に使おうという
実践の場面では、傾聴のときと同様に
型に縛らせすぎず、「ラフに」使うことをお伝えし、
実際にやってもらいます。
すると、
記憶法の「型の呪縛」から解き放たれて、
自由な発想で、記憶法が使えるようになります。
そして、自由に使えるように
なってきた自分に安心します。
傾聴も記憶も、基礎をしっかり学んだあとは
真逆にある「ラフにやる」ことをやると、
うまくいくことが多いというわけです。
なぜそうなるか?
考えてみると、
それは、一言で言うなら、
「自分に誠実になるから」
だと思います。
・型通りやろうとする意識は、型に忠実。
・ラフにやろうとする意識は、自然な自分に忠実。
本来「型」は、自分が生きやすくなるための
ツールであるはずなのに
型を守ることが目的になって
自分を殺してしまっては本末転倒。
それでは、意味がないですね。
・・・
人の意識というのは正直なもので、
「自分を犠牲にしている」
ことを敏感に感じとって
心も体も素直に反応してしまいます。
もし、いま何かがうまくいかないとか、
日々苦しいと感じている人がいたとしたら
もしかしたら、
「意識的に大切にしようとしている何か」
の中に、うまくいかない原因が
あるのかもしれません。
「いいか悪いか」「正しいか間違っているか」
ではなくて
すべての基準を、いちど
「自分が楽かどうか」
で考え直してみてはいかがでしょうか???
・・・まあ、
そうはいっても、人によっては、
何が自分にとって楽かさえよく
わからなくなってしまっている人もいますが、
出来る人は、よかったらやってみてください。
【この言葉を自分に言ってみよう!】
「楽になる道は、いま大切していることの逆にあるかもしれない」
人は知識や経験が増えるから
成長するのではなくて、
自分を大切にできるほど、自然と能力が開花する。
12年、講師業をしてきた中で、
そこは疑いようがない事実なのであります。
外に答えを探しすぎて、
自分をなくさないよう気を付けましょう。
答えがあなたの中にあるのではなくて、
「あなた自身が答え」
なのです。
<お知らせ>
自然な自分と自然と付き合い、
大切な誰かとの関係も自然によくなっていく。
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