そもそも傾聴って何

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いつもありがとうございます。
ことしはスイカをよく食べる、岩松正史です。

このBLOG、メルマガでは
傾聴についてとりあつかっているので
「傾聴(けいちょう)」という
言葉を当たり前に使っています。

でも世間にはまだ「傾聴」と
言葉を聞いたことがないかも
読むこともできない方もいます。

そこで、今回は「けいちょう」とは
そもそもなにをすることなのかという話です。

・・・

傾聴とはひらたく言うと
「一生懸命聞く」ことです。

これがいちばんみなさんに
わかりやすい理解かと思います。

でも、

一生懸命聞くと言われても
なにをどう聞いていいかはわからないですよね。

少し傾聴を知っている方は、傾聴とは
・黙って話を聴くこと
・相手に自由に話してもらうこと

と思っている方もいるかもしれません。

これも間違いではありません。

それから、

カウンセリングを学んだことが
あるような方の場合だと、傾聴とは

・寄りそうこと
・本音を引き出すこと
・気づいてもらうこと

と思ってらっしゃる方もいるでしょう。

それぞれ間違いではないのですが、
それは傾聴の一部分で、
傾聴の本質からは少しずれています。

では、

傾聴とは何をすることなのか?

前提としてこれは、

「人に対して傾聴する場合」

に限るのですが、

傾聴とは、

「相手と一緒に理解していくこと」

です。

ちょっと傾聴知ってる方からすると
意外かもしれません。

でも傾聴は一方的に何かを
「してあげる」ことではなくて、
いわゆるコミニケーション。

お互いにわかりあうために
やりとりをしていく。

これが傾聴をあらわす最も適切な表現だと思います。

もうちょっと深く説明します。

相手が体験している事について、
それをその人が

・どうとらえているか?
・どう感じているか?

話し手が感じていることを
理解しようとして関わり続けること。

これが傾聴です。

当然、自分がもっている
経験、価値観、感じ方と
相手がもっているそれは違います。

そういう違う人間同士が出会ったときに、
自分の価値観や考え方はもちろんあるけれども、

まずは、相手はそれをどうとらえているのか、
それを分かろうとする関わり方を
傾聴といいます。

専門的な言葉でいうと相手の
「準拠枠(じゅんきょわく)」
を理解しようとすることです。

わかろうとしてやりとりすること、
つまりコミュニケーションを
とることが傾聴なので、

傾聴は受け身でただ聴くだけでなく、
ときに言葉をかけることもまた傾聴です。

また、

さきほどあえて
「人に対する傾聴という前提」
と表現をしたのは、

傾聴全体を理解しようと思うと
いま説明したような「人にしてあげる傾聴」だけでなく
例えば自分への傾聴もあります。

つまり、

傾聴には狭い概念と広い概念があるのです。

それについてまたべつの機会にご紹介しましょう。

まずは初めて傾聴という言葉を知った方にも
少しずつ傾聴を知っていただけたら嬉しいです。

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<<編集後記>>

正直いって今まではスイカを
食べたいとあまりおもったことがありません。

ところが、今年はなぜか暑い日、
外を歩いているとなぜかスイカが
頭の中に浮かんでくるようになりまして。

今年だけで3回スイカを買っています。

今までもスイカを買ったことはあるのですが
どちらかというと子供の要望に応えて
買っていただけでした。

でも、今年は買ったらひとりで
半分ぐらい食べています。

この食べ物の好みの変化はいったい
どこから来るのでしょうか???

ぬるいスイカはきらいですが
キント冷えたスイカがマイブームです。

これを読みいただいてるあなたは
今年はスイカは食べましたか?

今日もいい1日をお過ごしください!

■ 傾聴

体験会
傾聴1日講座(基礎)
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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/4刷 自由国民社


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