カウンセリングに大切な視点良くするよりマシにする

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いつもありがとうございます。
好きなせんべいはエビせん、岩松正史です。

大きな問題をいきなり解決しようとしたり、
高すぎる目標を立ててしまうと
カウンセリングはうまくいきません。

誰だって問題はすぐなくなって欲しいものですが
現状を十分理解したうえで足元から少しずつ進めないと
現状と乖離してしまいます。

「なりたい自分はどんな自分?」
「どうなったらいいと思う?」

心のエネルギーが落ちている人に
このように未来の質問をするのは酷というものです。

カウンセラーが大きな成果を上げたいと思っていると
このように現状のクライエントと
心が離れた関りになってしまうのだと思います。

私(岩松)が個人的に大事にしているのは

「1グラムでも今より心が軽くなるのであれば、それで充分支援になってる」

という視点です。

支援とは問題を除去することでも、
なりたい姿に近づけることでもなくて、
ほんのちょっとだけ心が軽くなり来る前より
「マシ」なればいいのです。

「よくする」はゼロからプラスにしていくようなイメージ。

「マシにする」はマイナス10をマイナス9とか、
マイナス9.9になるイメージです。

「マシになればよし」という視点で物事を進めるときは
「マシではない現状」のつらさを十分に理解し
共有できていないと進めることはできません。

つまりつらい心情に深く共感出来てからじゃないと
なにが「マシな状態」なのかよくわからないので、
カウンセリングの初期に徹底的にクライエントが感じている
ネガティブな感情を感じ切る必要があります。

まさに深い傾聴力が必要です。

でも、クライエントの心の苦しさを十分に感じ取れると
何がクライエントにとって「マシ」なのかもわかってきます。

裏を返せば高すぎる目標や理想像に意識が向くカウンセラーは
深くネガティブな感情に付き合うのが
苦手だからそうなるのかもしれません。

今の苦しさがほんの1グラム楽になっただけでも
どれだけありがたいことかを知っているカウンセラーは
問題が解決し終わった姿やキラキラした理想自分増などにこだわらず
いまここのつらさをスタートラインにして
心が「マシ」になっていく支援をすることができます。

よくするよりマシにするという視点がもてると
ムリせず楽に支援もしやすくなります。

<お知らせ>

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<<編集後記>>

突然ですが、あなたは何せんべいが好きですか???

わたし、スーパーでよく売っている
「厚焼き」もオーソドックスで好きですが、
どれか1つ選べって言われたら断然

「えびせん」です。

えびせんにもいろいろありますけどわたしが好きなのは
昔からよくスーパーで売っている
直径20cmくらいの大判で薄ピンク色のやつです。

パリッと噛んだあと、口の中の唾液が吸収されて
柔らかくなっていくあの感じが好きなんですよね。

最近スーパーでも売ないところもあるので、
見つけるとつい買いだめしてしまいます(笑)

そろそろ在庫が切れるので買いに行かないといけません。

今日もいい一日をお過ごしください!

■ 傾聴

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/改訂2版 自由国民社


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