傾聴の練習「逆が大事」

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いつもありがとうございます。
食洗器の扉た閉めが重要事項の、岩松正史です。

きのう私ボイトレに行ってきまして。

気づけばもう10か月やってるんですよね。

10か月前の自分と今の自分の発声を比べてみると
まったく別人になっています。

だんだんだんだん変わってきたというよりは、
何度も何度も自分の中で気づいたきがしてはそれが覆されて。

スランプにおちいって歌うのが
イヤになったりしたこともありました。

そしてまたそのまま練習を続けていると、
また気づいた気になったり、やっぱり勘違いだったり・・・。

それを何度もくり返しているうちに、
ふと10か月たったいまは、まだ未熟です。

でも、以前とは全然違う発声の方法になり、
高い声までが楽に出せるようになってきました。

じゃあ、高い声が出せれば歌になるかというと、
そうでもありませんで。

高い声が出るのと歌がちゃんと歌えるのは
まったく別のことだということもわかっています。

でも、

ようやく、ただ声を出す段階から、
ここから先は少しメロディに気持ちを入れて
表現する方向に少し行けそうです。

・・・

きのうボイトレの先生と話していて
なるほどと思ったことがありまして。

先生がいいました。

「歌を習いに来る方の多くは、高い声をきれいに出したいと思ってくる。
すると、高い声ばっかり練習しようとするんだけど、
それが、大きな間違い」

といいまして。

「高い声をちゃんと出したければ出したいほど、
実は低い声をしっかり出せるようになると高いけがで安くなる」

と。

私もきのうまさに、生まれて初めてその体験をしました。

低い声(チェストボイス)のあとに高い声(ミックスボイス)にしたほうが
なぜかただ高い声を出そうとするよりもすんなり出まして。

こういう声の出方は人生初体験です。

それは先生にとっては当たり前のことで。

でも、48年生きてきて私はそういう体験したことないので、
高い声だけ、出そうと意識していてうまく出来ずにいました。

自分の頭で考えて練習するって大事だけども、
ちゃんとわかっている人に教わらないと
回り道どころか、行方不明になっちゃいますね。

・・・

やりたいことの逆が大事というのは
傾聴もまったく同じです。

傾聴をただのあいづち、くり返し、質問のスキルだけだ
と思っているとだんだんいきづまってきます。

うまくいかなくなってきてから自分がいいと思うやり方の
逆に行ってみるというのも手なんのです。

つまり、

いったん傾聴を手放して、日常会話のように普通に聴きながら
その中にちょっとだけ傾聴のエッセンスを入れるだけ、
なんて練習をした方が自然に、そして傾聴らしく
聴けたり聞けたりすることがあります。

こんな風に、表と裏を交互に練習しているうちに、
不自然だったものが自然になり自然だったものの中に
ちゃんと裏付けのあるスキルが身について行きます。

声でいうと、高いのがいいか、低いのがいいか
みたいに二元論で考えないで、両方を練習しながら
自分という1つの形を作っていくのが大事です。

そのためには、いまやっていることの
逆を思いっきりやってみるのもいいでしょう。

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<<編集後記>>

うちの猫(2匹)は人間延べモノに興味があります。

それでいつもキッチンのシンクのあたりをうろうろしています。

シンクに食べ終わった食器があるからです。

食器についた料理のたれなんかをなめようと
いつも狙っています。

2匹のうち1匹のメス猫は、
シンクを見張るのにいい場所として
食器洗浄機のうえを陣取りまして。

すきあらば食器をなめてやろうと狙っています。

食洗器の扉を開けておくと
その上も歩いてしまうので、
洗浄が終わって一旦扉を開けても
またしばらくしたら締めて歩けないようにしないといけません。

猫がいると生活が一変します。

でも、新しいかわいい家族の個性と思って受け入れていきます!

今日もいい一日をお過ごしください!

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・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/改訂2版 自由国民社


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