コーチングに違和感を覚えやすい1番の理由

【6周年】JKDA創立記念特別イベント
自分の気持ちがわかると人の気持ちがわかる!
「セルフ傾聴ワークショップ」2月8日(火)20時ZOOM
https://note.com/iwamatsu01/n/n3ebb86e5e4f6

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◆オンライン傾聴体験会
・1月15日(土)19:30
・1月18日(火)10:00
・1月22日(土) 10:00
・2月2日(水) 19:30
・2月7日(月) 10:00
・2月19日(土) 19:30
・2月27日(日) 10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
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いつもありがとうございます。
赤魚の好きな味付けは酒かす漬け、岩松正史です。

20代の頃にコーチングをやっているという知り合いから
コーチング(と呼ばれたもの)を受けたことがあります。

でも、コーチから出される宿題がつらくて
3カ月ほどでやめてしまいました。

個人的には、某有名なコーチの知人がいてこれはすごい!
というコーチングを目の当たりにしたこともあるので、
名誉のために言っておきますとコーチングがおかしいというのではありません。

「カウンセリング(というもの)はダメでした」
「コーチングは役に立ちませんでした」
「傾聴は意味がありません」

など

「事柄」を主語にして言い出すと
物事の本質はわからなくなってしまいます。

それをしている「誰が」「どの質で」というのが一番大事です。

話が少しそれますがわたしは常日頃から

「肩書は能力を保証しない」

といっております。

学校の先生、国会議員、医師、警察官・・・

そいう肩書をもっている人がみんな
素晴らしい技術的能力と人格的能力をもっているのかといえば
もっているはずがありません。

素晴らしい人もいる、
素晴らしくない人もいる、
普通の人もいる・・・。

これが真実です。

言ってしまえばみんなまとめて
ただのオジサンとオバサンであり、
素晴らしい能力などもっているのはほんの一握りの人です。
そしてその素晴らしい能力は肩書が決めているのではなく、
肩書があってもなくてもその人はもともと素晴らしいのです。

・・・

話が脱線しましたが戻すと、
コーチングがおかしいのではなくて
コーチングなるものをしたその人がおかしかったのです。

その前提で(やっと本題)、
コーチングをやる人がはまりがちな罠は、

「あまりに未来志向に急ぎすぎる」ことです。

カウンセリングはどちらかというと
マイナス(ー)をゼロ(0)に
近づけたいときによく使われます。

コーチングはいま元気な人が
ゼロ(0)からプラス(+)に向けて
物事をよくしていくのには向いています。

コーチングを志す人は未来に向けた
問題解決思考が強い人が多い気がします。

でも現実には現代人は心の問題を抱え
心のエネルギーが落ちているのが常です。

コーチング志向が強い人は
事柄を解決して心を改善しようと試みますが、
心の問題は事柄手を付けようとしても
できないことが多々あります。

いつもお世話になっているカウンセラーの大先輩は
コーチングの専門家でもあるのですが、
その方、

「カウンセリングをしていたひとがコーチングをやるのは比較的やりやすいが、コーチングをやっている人がカウンセリングをやるのはムズカシイ」

と言っていたのを思い出します。

コーチングに限らず問題解決思考が強い人は
心の問題を扱うのが上手ではない傾向は確かにあります。

(逆に、カウンセリング志向が強い人具体的な決定が苦手な傾向もありますが(笑))

コーチングをする場合もカウンセリングをする場合も
傾聴が大事だといわれる理由は簡単で、

コーチングするにしろカウンセリングするにしろ
クライエントの心を理解し心に通る提案をしなければいけないので
実はどちらの場合も心の繊細さを理解できる能力は必要だからです。

私が受けていたコーチはとてもいい人で、
一応やれそうか確認はいれてくれるものの
目標設定や行動計画に熱心なのでこちらにひしひし伝わっていたので
コーチのーペースで進めなければいけない関係性が出来上がっていました。

こちらの気持ちのありどころにちゃんとかかわる姿勢や
気持ちを知るスキルをその方はもっていなかったんですね。

コミュニケーションをとるうえで
相手がまさに感じている心の状態(準拠枠)を
理解して損することは一つもありません。

心を分かりあう傾聴は誰でも役に立ちます。

<お知らせ>

傾聴1日講座、毎月開催中!
https://keicho1day.com/basic-seminor/

<<編集後記>>

新宿に今年初めて散髪に来ています。
いま行きつけの散髪屋の近くのドトールで
この原稿を書いています。

新宿に来ると楽しみなのはお気に入りの
魚専門の定食屋さんに行くことです。

焼き魚だけでも20種類くらいあって
選ぶのが楽しくてたまりません。

サンマ、ホッケ、ハラミ鮭などオーソドックスなメニューも食べますが
時々急に食べたくなるのが赤魚の酒かす漬けです。

毎日は食べませんが年に数回食べたくなります。

スーパーで買って自宅で焼くこともありますが、
今日はその定食屋さんで食べました。

魚、自宅で焼くの面倒なので助かります。

今日もいい一日をお過ごしください!

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<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/改訂2版 自由国民社


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