【6周年】JKDA創立記念特別イベント
自分の気持ちがわかると人の気持ちがわかる!
「セルフ傾聴ワークショップ」2月8日(火)20時ZOOM
https://note.com/iwamatsu01/n/n3ebb86e5e4f6
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◆オンライン傾聴体験会
・1月15日(土)19:30
・1月18日(火)10:00
・1月22日(土) 10:00
・2月2日(水) 19:30
・2月7日(月) 10:00
・2月19日(土) 19:30
・2月27日(日) 10:00
https://jkda.or.jp/info/?p=1788
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いつもありがとうございます。
朝は神社よりもお勉強中、岩松正史です。
話をしてもらわなければ傾聴ができないと
思っている方もいるかもしれませんが、
それは間違いです。
傾聴とは話を聴くことだけでなく
相手が思っていることや
感じていることを理解(しようと)することです。
すると、
話をしたくないという気持ちも
傾聴する対象となります。
また傾聴では「伝える」ことも禁止していません。
相手の感覚をこちらも感覚としてをちゃんと理解してから、
相手がスッキリ受け取れる形にして、
また相手の受け止めをちゃんと確認ながら
伝えることもまた傾聴です。
このなにかをしたり、したくなかったり
選択決定となっている心のありようのことを
根っこの主訴とよんでいます。
別の言い方をすると、
要するに訴えている気持ち、
つまりわかって気持ちのポイントのことです。
何かアドバイスや情報提供する時であったとしても
「相手の「感覚にずれないように」
「心がしっくり」くるものを、しっくりくる形で」
渡すことが出来るなら、
それは十分に相手の気持ちを
理解していないとできないことですから、
伝えることもまた分かり合うための傾聴の一部です。
ところが多くの人は自分の過去の経験、
知識、あるいは今の価値観と照らし合わせながら、
「こうしたらいいんじゃないか」
と分析的に聴き、分析結果を相手にそのまま
言いたいように、言いたい形で伝えてしまいます。
相手の心に対する配慮がまったくありません。
伝えたあとの相手の反応を見て
しっくり来ていない様子が見えても
見て見ぬふりをして自分を語り続けます。
自分の意見を「説明」し「納得させよう」とします。
相手の心が求めているモノではなく、
聴き手の心があげたがっているモノを渡したがります。
これが傾聴出来ていないということです。
相手の「心が」ABCだと訴えているなら
こちらもその心をそのままABCと理解できてから
伝えれば傾聴できないないようにはなりません。
相手がしっくり受け取れていない感覚を確認せず、
しっくり来ていないことに気づいていても立ち止まらずスルーしたり、
そもそもあなたから「言われた人」がどのように
こちらの発言をどのよに受け止めたのかに関心がない。
そんな状態で伝える人が多いから、
まずちゃんと気持ちに関われるようになるまでは
伝えることよりも気持ちの理解をちゃんとできるようになりましょう
という意味で「伝えないでください」というだけのことです。
傾聴の祖、C.ロジャーズは傾聴で大切な三条件の中の
「一致」についてこう説明しています。
「(傾聴で必要な)一致とは、聴き手が自分の感情に気づいおり、必要があればそれを表現できる状態にあること」
と。
傾聴は聴き手の感情を否定するものではなくて、
自分の感受性に気づきそれをちゃんと
「自分に誠実に」取り扱える人ほど、
クライエントの話もちゃんと傾聴できるといっています。
傾聴できる人は自分の気持ちがよくわかる人だからこそ
他人の気持ちもよくわかります。
そして、他人の気持ちがよくわかる人は
相手の気持ちとずれたと気づくことが出来るし、
ずれたと築いたときにちゃんとそこに立ち止まり
やりとりをして誤解や思い違いをなおす術を持っている人です。
なので、
相手の気持ちがわかる人であれば
聴くのも伝えるのも上手でしょう。
<お知らせ>
傾聴1日講座、毎月開催中!
https://keicho1day.com/basic-seminor/
<<編集後記>>
一週間くらい前から朝の参拝ライブをしていません。
理由は朝2時間ほど勉強をしているからです。
ある勉強をはじめまして。
その関係のビデオをどうしても
見てまとめなければなりません。
早送りや倍速再生ができない動画なので
ショートカットが出来なんですね。
おかげでその時間は否が応でも
じっくりと学ぶ時間になっていて
なんとなく新鮮でそれはそれで楽しいです。
人生の時間は有限なので
なにかをやめないと時間が作れないので
神社を後回しにすることにしました。
今年はいろいろチャレンジするので
時間の管理がなかなか苦労しそうですが、
頑張って一年間は知り抜けたいと思います。
今日もいい一日をお過ごしください!
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https://twitter.com/iwamatsu7
※個別の返信はしません。みなさん関心がありそうなテーマについてはBLOG、メルマガ、Youtube、スタンドFMなどで解説します。
<岩松正史の著書>
・『その聴き方では、部下は動きません。』朝日新聞出版
・『聴く力の強化書』/改訂2版 自由国民社