喜びはハイタッチを許し、ハイタッチは喜びを強化する

突然ですが、最近、誰かとハイタッチしましたか?

あるいは、

最近、誰かにハイタッチをしようと

誘ったのはいつでしょうか?

突然そんなこと言われても、

「ない」かもしれませんよね(<スミマセン)。

小学5年生の娘は、それなりに年頃で、

仮に面と向かってハイタッチしよう

などと言おうものなら、きっと嫌がられておしまいでしょう。

でも、そんな娘と、べつにあらたまらなくても、

自然とハイタッチできる瞬間があります。

それはいつかといいますと・・・

「なにかを成し遂げた瞬間」

であります。

たとえば、

・頑張って宿題を完成させた時

・親の目の前でやった、テストが満点だった時

など。

成し遂げた瞬間にハイタッチを求めると、

抵抗なく自然と娘からも手が出てきます。

私はそれを知っていて、

勉強を教えたりする際、

ひそかな楽しみにしています(笑)。

・・・

そもそもハイタッチにはどんな

効果があるか考えてみると、

「人と触れあうことで、親近感がわく」

「血行がよくなりテンションが上がる」

「その瞬間のインパクトが増し、感覚的な植えつけ効果がある」

などがありそうです。

何かを成し遂げた直後にハイタッチをすることで、

「よき印象」が残ります。

「よくできたね」とただ言葉だけで

褒めることやりももっと効果的です。

なぜ効果的かというと、

「ほめられる」は一方通行で受け身です。

例えば勉強をすることを想定してみると、

ただ、出来たらほめられるだけの受け身がつづくと、

だんだんほめてくる相手の顔色を伺うようになり、

自分のための勉強のはずが、だんだんと

誰かから褒められる(怒られない)ために

目的が変わってしまう可能性があります。

これでは喜びの裏に、

「ほめられないことへの恐怖」

も見え隠れしていて心もとないですね。

でも、ハイタッチは能動的です。

自分からアクションを起こすので対等です。

ほめて「あげる」のではなく、

ともに成長と成果を喜びたいなら、

ハイタッチがオススメです。

・・・

では、どんなタイミングで

使うかといいますと・・・。

直近ですと、娘が47都道府県を覚えるのを

手伝ったときに使いましたね。

具体的には、

一通り覚えたあと、確認のために白地図を見ながら

47都道府県を暗唱させました。

そのとき、

最後の47個目、

「熊本・・・鹿児島・・・沖縄!」

と、言えた瞬間に

「イェーい!」と言いながら、

こちらからハイタッチの手を差し出すと、

あら不思議。

娘も自然と手を強くうち返してくるのです。

さらに、

暗唱のあと今度は、鉛筆で白地図に

正解を書いていったときにもします。

回答を書き終えたあと、

答え合わせを自分でさせて

全部正解!満点、大きな花マルをつけた瞬間に、

「イェーい!」

といって、手を出せば自然と手を打ち返してきます。

ハイタッチはとくに何もない場面でもいきなりやっても、

血行を促進しインパクトを残す効果があります。

でも、より効果的なのは、

1.実力が試される場面で

2.期待と不安の中、一定の時間努力をし

3.その成果が、達成された瞬間

このような瞬間に、ハイタッチをすると、

承認と達成の欲求がより満たされて強化されます。

グループ内であれば、団結力が強化されるでしょうね。

一言でいうと、

ハイタッチは自信を育てます。

(握手にも似た効果があります)

さて、

これをお読みいただいているあなたは

きょう誰かとハイタッチができそうでしょうか?

ぜひ、意識的にハイタッチできる

瞬間を作ってみませんか?

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