いつもありがとうございます。
最近「、」(点)の位置が妙に気になる、岩松正史です。
傾聴を学びに来る人は聴く「姿勢」を身につけたいと思って来ます。
このときの「姿勢」とは、
・うなずきできている状態
・相槌できている状態
・寄り添う質問ができている状態
を見てそれと同じ(似た)よう見える形になりたいと願っているのです。
でも
もし傾聴できている人がいるとすると、
その人が聴けているように見えるのは、
実はそこに至るまでに見えないところも含めて
何かを積み重ねてきた「結果」にすぎません。
欲しい結果の形だけを見て形をマネしようとしてもうまくいきません。
例えば、
プロ野球選手のようにホームランを打ちたい人がいたとします。
その人はホームランを打つという「結果」が欲しい人です。
その人はきっとホームランを上手に打つ人に
・打ち方のコツ
・バッターボックスでの立ち方のポイント
・バットの握り方のコツ
というふうにバッターボックスの中で
どのように振る舞うかポイントとコツを知りたがるでしょう。
ところが、
実際にホームランを打てる人というのは、
バッターボックス以外のところでも
筋トレ、食事管理、メンタル強化などいろいろなことをしているはずです。
そういう見えないところでしている行動を無視して、
ただホームランを打てたという形だけみて
真似しようとしてもうまくいくはずがありませんよね。
・・・
よく「聴き方のポイントを知りたい」と言われます。
まさにその質問がこれと同じです。
ポイントとコツが生きるのは、
それ以外のとこでやっていることを
含めて全部理解しているときだけです。
最終的に欲しい「結果」を手に入れるためには、
目に見えて姿に使づけようと真似をするだけではダメです。
上手にそれが出来る人を見つけたら
・欲しい結果を得るために全体として何をしているのかを知り
・その中から自分がとるべき必要な行動の目標を決める
(例えば、野球であれば、走り込みをする、栄養学の勉強をする、メンタルの鍛える何かをする)、
をしなければ最終的に出来るようになるはずがありません。
バットの振り方だけ真似をしてもホームランは
打てないのです打てるようにはなりません。
うなずき、あいづち、くり返し、質問・・・。
このような傾聴が出来ている姿を目指すなら、
一見関係ないように見えるようなことでも、
見えていない部分で必要なことを知り、
それを身に着けている行動目標を立ることで
傾聴力は高まりやすくなります。
傾聴でいえばその代表的なものが例えば
・一致
・自分との関係をよくする
・感情表現を豊かにする
・準拠枠に気づく
などです。
世の中には天才肌の人がいます。
そういう人は、目に見えている結果だけ見て
マネをしようとしたら出来てしまう人もいるのです。
でももし自分は天才だとは思わないのなら、
華々しい結果を早急に手に入れようとは考えず、
必要なことをコツコツと積み重ねた方が
結果的に、欲しい結果が早く手に入りなりたい姿に近づきます。
見えていない部分にこそ大切なことはあったりするのです。
よかったらやってみて下さい。
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<<編集後記>>
きのうから大阪に来ています。
大阪に通い始めて5,6年。
年間40日くらいは大阪にいます。
ちょっと飽きてきたなぁなんて思っていたら
大間違いでした。
今回はいつもとは違うホテルをとったので、
新大阪についてからいつも違う道を通って
ホテルに向かっていたら、
昔一度通ったことがある
ボロボロだったさびれた飲食店街が
全体的にリニューアルされていて
おいしそうなお店だらけになっていて
テンションが上がりました。
人間の一日の行動の70%は
同じ習慣のくり返して生きているそうです。
確かにその方がストレスがなくて安心ですが、
いつもと違うことをしてみると
まだまだ世の中は興味深いことだらけだと気づきます。
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