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<<本文>>
いつもありがとうございます。
足の裏がふやけた、岩松正史です。
親が子供に対して期待をしていて、
それが裏切られて失望する・・・
上司が部下に何か期待をしていて、
それがうまくいかずに失望する・・・
パートナーとの関係で、
お互いに期待したものが叶わず失望する・・・
こういうことがあるかと思います。
「人間関係のトラブル」は、
自分の期待や願望が叶わなかったことを
相手に対して責めてしまう時によく起きます。
では、
他人に期待をしなければいいのですが
そういうわけにもいきません。
生きている以上、何かに期待をします。
願望を持って生きるということは、
私達に必要なものであり、
それをなくすことはできなないですね。
でも、
願望というものは往々にして
かなわないことがあるものであります。
・・・
願望は、2種類に分けられます。
1.自分に対する願望
2.他人に対する願望
今回は「他人に対する願望」ということで、
お伝えしていきたいと思います。
まず、
「願望」とは願いです。
たとえば、
他人に対する願望であれば、
「相手に●●して欲しかった」とか、
「相手にこうあって欲しかった」という、
他人の行動や態度、あり方に対する願いです。
親が子供に対して、
「勉強を一生懸命して欲しい」
「いい成績をとって欲しい」
「いい大学に行き、いい会社に就職して欲しい」
と願う。
奥さんがご主人に対して、
「家事を手伝って欲しい」
「仕事から早く帰ってきて欲しい」
「もっと家族を大事にして欲しい」
と願うなどありますね。
このように相手に何かを期待するときは、
自分の中で、
「相手に●●して欲しいと『自分が思っている』」
というふうに自分の中に期待や願望があることを、
確認してみましょう。
この「相手に●●して欲しい」願望は、
別の言い方をすると、
「相手に●●してもらえると、私の▲▲が満たされる」
ということです。
つまり、
私という人間は相手私の中の何かを
穴埋めしてくれることを期待しているのです。
それをしてもらえないと
自分の何かが満たされない。
そして、
失望というのはその
「相手に満たしてもらわないと自分が困るくれる」という
期待を裏切られた時に感じるものです。
そのときに、
「相手が●●しないからけしからん」
「相手が●●すべきだ」
と、相手に注目するのではなく、
「それによって満たしてほしい自分の心の中の何か」
に注目すると他人への負の感情は減ります。
「私は自分の何かを満たしたい人なんだ」
と願望を持っている自分を認めていくのです。
「私は自分を満たしたいから、相手に●●して欲しかったんだ」
というように主体を「私」にして
考えるようにしてみます。
するとこれは、
他人の行動ではなく「自分の心の問題」だということが、
少し見えてくると思います。
あなたが相手に何か期待してた時は、
相手の行動があなたを傷つけるのではなく、
相手に期待していた自分の願望が
満たされないことが苦しいのです。
「相手の行動」と「自分の願望」。
この2つをきちんと線引きしていくと、
人に対して必要以上に
責めすぎたりすることは減ってきます。
このように相手と自分の間お線のことを、
「境界線(バウンダリー)」と言います。
人間関係のトラブルの多くは、
相手の境界線に自分が踏み込んだり、
相手が自分の境界線に踏み込んできた時に
起こるものです。
ですから、
「相手の行動」と「自分の願望」を
きちんと分けて考えてみるということが、
他人に失望してしまいすぎるのを防ぐ
ひとつの方法です。
そして、もっと根本的な視点として、
「なぜ私は他人に期待しすぎる必要があるのだろうか?」
「なぜ他人が期待に応えてくれないと、私はこんなにも不安になったりイライラするんだろうか?」
と、自分の心を見られるようになると、
他人に対する府の感情は全般的に減ってきます。
もちろん、
完璧になくなるわけではありませんが、
やらないよりはやったほうが
マシになるということです。
よかったら、やってみてください。
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<<編集後記>>
風呂はパッと入ってすぐ出てくるのが常ですが
きのうはは2時間ほど入っておりまして。
何をしていたかというと、
スマホのゲームであります。
普段は数回失敗したら制限がかかって
しばらくできなくなるのに、
たまにお祭りがあってときどき時間制限なしに
永遠とできてしうときがあんるのです。
ちょうど昨日はお風呂に入っている最中に
そのお祭りに当たってしまいまして(汗)
半身浴でたくさん汗もかきましたが
足の裏がふやけてしまいました。
でも、たまにはこういう日も
あってもいいですよね。
これをお読みいただいているあなたは
最近いつもと違う何かをしましたか?
今日もいい一日をお過ごしください!
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