「共感示されるのが苦手」な人がいるのはなぜか?

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いつもありがとうございます。
部屋にバナナを常備した、岩松正史です。

「私、共感をされるのがにがてです」
だから傾聴されるのがイヤです。

という人がいます。

傾聴はその人を認めて理解していることなのに、
なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

いくつか原因は考えられます。

今回はその中方主なもの3つご紹介します。

①共感を勘違いしている
②共感の仕方が下手
③自分の感情とうまく関われていない(タイプ1,タイプ2)

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①共感を勘違いしている
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共感を示している方が受け取る方があなたはその両方が傾聴でいう共感を理解していないためなんとなく共感が苦手と言っているケース
例)同調、同感、励まし、親切な声かけを共感と勘違いしてる

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②共感の仕方が下手
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共感をされる側の問題ではなく共感をす 示す側の傾聴のレベルが低いため共感になっていない。
例)
・あいづちでただ黙って聴く
・形式的なオウム返し
・話の内容の要約 ※傾聴に要約というスキルはない

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③自分の感情とうまく関われていない
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【タイプ1】承認懇求型
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賛成してもらわないとイヤという承認欲求が強いタイプ。
他者から同意、同調してもらわないと納得できないため
共感的な関わりをもたれると距離を感じてしまう。

◆口グセ
「あなたもそう思うでしょ?」
「だって、そうじゃない」
「普通そうだよね」
「みんなそう言ってる」
「あなたもそうも思うでしょ」

◆タイプ1の人の必要な学び
「人と自分は違う」

◆タイプ1の人に関わるときのポイント
タイプ1の人は何でも賛成してもらわないとイヤな人です。タイプ1の人に合わせようとしすぎて自分に嘘をつくとストレスになります。人と自分は違うことを理解してもらうため、そして自分のパーソナリティを守るために相手によせすぎずでも遠すぎず心温かい距離感を保ちましょう。

【タイプ2】感情分離型
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自分の中にある感情を押さえ込み無視することで
今までの人生をどうにかやり過ごしてきたタイプ2の人は
感情に関わられることそのものが
苦手なため共感に違和感をおぼえます。

感情以外のもの思考、状況説明、
知識の披露、情報収集など
事柄的なものに執着します。

◆口グセ
「気持ちなんてわからない」
「あんなことがあって、こんなことがあって」
「私の考えでは」
「この認識であってますか?」

◆タイプ2の人の必要な学び
「感情を抑圧しながら生きていく必要がありそうか自分に問う」

◆タイプ2の人に関わるときのポイント
傾聴し共感をして関わることを善だと思いすぎて接すると不快感を示されることがあります。自分の中にある感情を見つめていくには時間がかかる人もいることを知っておきましょう。

最後に…

傾聴の祖、C.ロジャーズは37歳のとき
書いた著書の中で共感について
「客観性」と表現しています。

ロジャースの弟子であるジェンドリンが
提唱したフォーカシングでは、

「共感=客観性+深いつながり」
と表現されています。

そして筆者(岩松)は

「共感=心温かく本気で他人事として聴くこと」
であるとしています。

※出典:その聴き方では部下は動きません(朝日新聞出版、岩松正史著)

傾聴や共感は今日の人は感情とつきあう
プロセスを共有するためのものであって、
共感を示されることそのものが
心地良いかどうかは別の話です。

「傾聴=善」なのではなく、
傾聴をとおして生じる「関り」が
心を共に受け入れてプロセスなのです。

ですから、

傾聴するときは相手を喜ばせたい、
気分を良くさたいと思ってすると、
人間関係に思わぬ亀裂が生じることがあります。

そうならないためにも、
本来の傾聴を目的である「相手のそのままの理解」に
徹することで、

本当の意味で共感を感じたことを示しながら、
共感になじまない人のあり様そのものにまた
共感をもって関わっていくことができるようになります。

なので結論としては
共感が苦手と感じる人がいるのは当然
ということになります。

<お知らせ>

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<<編集後記>>

先週手術を受けましてしばらく
胃に負担がかかる食べられるものに制限がかかりました。

おかゆもよく食べるのですが、
小腹がすいたときにおかゆ
・・・というのも何か違うので、

バナナをひと房買ってきて、
すぐ食べられるよう書斎に常備しました。

書斎にバナナ置いたの初めてです。
インテリアになるなりますかね(笑)

今日もいい一日をお過ごし下さい!

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