傾聴を使ったカウンセリングの本当の効果

傾聴を使ったカウンセリングの本当の効果

◆カウンセリングの仕方がわからない＆迷っている方必見
10月18日（火）20:00～22:30
「カウンセリングマインド勉強会（ZOOM）」
https://note.com/iwamatsu01/n/n3f17076d24f8

───────────────────
傾聴サポーター養成講座　随時受付中！
https://jkda.or.jp/school/supporter

◆オンライン体験会＆説明会
・１０月５日（水）１９：３０
・１０月１１日（火）１０：００
・１０月１４日（金）１９：３０
・１０月２３日（日）１０：００
・１１月３日（木祝）１９：３０
・１１月８日（火）１９：３０
・１１月１６日（水）１９：３０
・１１月２７日（日）１０：００

●時間：１２０分　※質問タイムあり
●定員：４名
●参加費：￥2,000

詳細・申し込みはこちら
https://jkda.or.jp/info/?p=97
───────────────────

いつもありがとうございます。
好きな横文字は「バックアップ」、岩松正史です。

カウンセリングにはいろんなやり方があるので
これが1つの正解と言い切ることはできません。

でも、話を聴くことを主とした
傾聴を使ったカウンセリングに限定すれば、
ある程は効果はこれですといくことはできます。

話をする(聴いてもらう）効果、
今まで話せなかった想いを聴いてもらうことで
理解をされてほっとするとか、

今までためていた思いを出すことによって心が癒され
心の回復につながっていくと
思っている方も多いのではないでしょうか。

たしかに、それも一理あります。

今まで誰にも理解されなかった気持ちを話し
理解されたことで一人では頭の中でぐるぐる
同じことを考えている世界から抜け出せるかもしれません。

まるで、

閉ざされた狭い風船の中で出口を探し回っているところに、
小さな穴があき、外の世界に抜け出せる、
そんなこともありかもしれません。

話したら癒されるカタルシス効果は確かにありますが、
カタルシスは傾聴の効果の全部ではなく、
入り口のほんの一部です。

カタルシス自体が傾聴をつかった
カウンセリングそのものではありません。

傾聴を使ったカウンセリングのもっと大きな効果は
聴いてあげる（もらう）ことによって
もたらされるものではないと私は考えます。

傾聴を使ったカウンセリングンには段階があります。

（１）話を聴いてもらう体験をすること
（２）体験することによって傾聴される良さを実感すること
（３）聴いてもらいたいという欲求を持てるようになること
（４）聴いてもらいたい欲求を満たす手段をカウンセラーだけでなく自分自身からの傾聴によって満たそうと思うこと
（５）実際に自分自身への傾聴ができるようになっていくこと
（６）カウンセラーいなくてもセルフカウンセリングが自分を保てるようになっていくこと

ひとりで抜け出せない世界から
回復していくためにはカウンセラーの助けが必要です。

でも、カウンセラーは永遠に
一緒にいてくれる存在ではありません。

いつかクライアントはひとりでも大丈夫な
世界にもっどっていかなければなりません。

その時の支えになるべきものは
他人ではなく自分自身です。

他の人の力を借りるときもあるけれど
基本的には自分自身で精神的に立っていられるようになる。

それが傾聴を使ったカウンセリングの最終的な目的です。

そこにたどり着くためには、
心があまりにも枯れたてた状態ではできませんし、
聴いてもらうよさを知らなければ目指しようもありません。

なので、

初期の傾聴も導入としてはとても大切です。

でも、

いつまでもカウンセラーがいなければいけないような状態は依存です。

信頼できるカウンセラーとの関係もいつかは終わります。