傾聴するときのメモの取り方使い方

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いつもありがとうございます。
いつでもどこまでも容量を超えていく、岩松正史です。

傾聴するときにはメモは取らない、
これが基本です。

なぜなら、話に集中できなくなるからです。

そうは言われてもカウンセラーの資格を取るための講座で
どうしてもメモを取りながら
傾聴しなければいけない時があるという方がいると思うので

今回は、メモをとることについての整理です。

メモを取ることを「逐語」といいます。

逐語と一言で言っても用途によって
逐語には大きく2種類があります。

1つ目は、
「セッション全体の振り返り用の逐語」

セッションの全体をできるだけ正確に記録し、
それを見ながら応答のよしあしを検討するための逐語です。

詳細に細かく、そして帰宅後もそれを見て
振り返りができるようにすることを
目的とした逐語です。

2つ目が、
「ポイントだけの逐語」

全体を記録するのではなく、
大切な部分だけポイントで抜き出す
メモの取り方です。

これは主にセッション直後に大切なポイントだけ
ピンポイントでフィードバックするさいなどに
講師やオブザーバーがとる逐語です。

まずこの2つの目的は自分の中でちゃんと
分けたうえでメモを取り始めることが大切です。

・・・

私のところにメモの取り方で相談に来るか他の多くが
1つめの、セッション全体の振り返り用の逐語
をしたい方です。

今回はこれについて詳しくお話しします。

まず、

大前提として「ちゃんと聞きながら、ちゃんと書く」
ということはうまくできなくて当然
ということを知っておきましょう。

2つのことを同時にやれば両方が
中途半端になるのは当たり前です。

なので聴くなら聴く、書くなら書く練習を
それぞれ別々にやるのが脳の
当たり前の原則に沿った学習方法です。

「両方一緒にやろうとしない」

取り組む課題は1つにしましょう。

1つのことに慣れてくるについて
他のことも並行してやりやすくなっていきます。

マルチタスクは40%
非効率になるといわれていますから、
仮にその通りだとしたら聴くのも60点、
書くのも60点のものが出来上がるのは当然です。

ここで一つ考えてみたいのは、
仮に2つのことに同時に取り組んだとして、
60点の聴き方しかできていないものを
振り返りの題材にすることに意味があるのか?

という点です。

私は、ないと思います。

両方中途半端になることをするなら
聴きながら書こうとせず録音しておいて
聴くことに100%まず集中する。

そのあと録音を聴きなおして
逐語したり振り返りするほうが、
学習の効果は高くなります。

もし仮に祖おの学習の場では
両方やらなくてはいけないとしても

・自分なりに1つに絞っておく
・別の場で聴くだけの練習や書くだけの練習をしておく

などが大切です。

また、

ときどき聴きながら
書くのが上手な人もいます。

その人はとりあえず「スーパーマン」
自分は「凡人」と考えてみてはいかがでしょうか。

いきなりスーパーマンを目指してもなれません。

凡人である自分を認めたうえで
スモールステップで自分にあった
練習をするのがおすすめです。

もし今これをお読みいただいているあなたが
カウンセラーや人の相談を受ける立場なら
このようなものの見方はとても大切です。

なぜなら、

クライエントの多くが、今あなたが抱えているのと同じように

「やらねば」というべき思考で
できるはずがないことをやろうして
苦しんでいる人だからです。

自分の悩みを自分でセルフカウンセリングできれば
その経験は他の人にも役立ちます。

逆もまた真なりです。

外基準で考えず、自分基準で
どうすれば自分は成長していきやすいのか?

自分の現実に合った目標の設定をしてみましょう。

よかったらやってみてください。

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<<編集後記>>

ZOOMを激しくつかいクラウドにも
同時録画をして記録をのこします。

一つ疑問なのは、5Gしかないはずの
クラウドの容量が300Gを超えても
そのままずっと記録できることです(笑)

都度「容量をオーバーしました!」と通知は来るものの
それ以上何も起こる気配がありません。

不思議です・・・

今日もいい一日をお過ごしください!

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