ロジャーズ卒業、結婚、そしてニューヨークへ

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いつもありがとうございます。

アメリカに一度は行ってみたい、岩松正史です。

中国から帰国したロジャーズは
十二指腸潰瘍で入院します。

5週間入院ののち1年間の
休学を余儀なくされたのです。

ロジャーズの兄弟は6人中3人が
潰瘍に苦しめられていました。

その原因はロジャーズいわく
両親からの愛情に隠された抑圧のためだと主張しています。

この時期ロジャーズはすでにのちの妻となる
ヘレンと交際をしていました。

ふたりはウィスコンシン大学に入学した際
4年ぶりに再会していました。

芸術を専攻していたヘレンはその後
シカゴの芸術大学に転籍をします。

しかし2人は文通を重ねて愛を育んでいきました。

そして1924年。

ロジャーズが22歳の時、大学を卒業すると同時に
2人は両親の反対をおしきり
当時ではめずらしかった学生結婚したのでした。

ふたりは卒業後ロジャーズの入学が決まっていた
リベラル派で有名なユニオン神学校にすすむため、
ニューヨークへ引っ越しをしました。

ユニオン神学校の授業でロジャーズは
「自分のあるがままを受け入れるべき」と
主張するH.フォスディックや

兄ロスの知人でもありのちに
Tグループの発展に貢献する
教育心理学者のワトソンの講義にひかれました。

そこで心理学にもとづいて支援するという
仕事があることを初めて知ったロジャーズは
ますます心理学への関心を高めていきます。

そしてこの数年後ほどなくして
宗教から心理学へと人生の舵をきっていくのです。

出典元:カール・ロジャーズ入門自分が自分になるということ(諸富祥彦)

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<<編集後記>>

きのうははじめてオンラインでの
傾聴ボランティアを昼と夜の二回開催しました。

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※5月1日にも第2回があります
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最近、自粛疲れなどでストレスを
抱えている人が増えてきていると思うので
少しでも気分転換と発散になればという想いがありまして。

協会の認定メンバーに協力いただいて
あまり大人数にならないよう
1~3名の小さいグループをたくさん作って
お話しいただける場にしました。

やってみてわかったことは
自粛によるストレスだけでなく

自粛ムードになったことで

「いま世間をにぎわしている話題に比べれば
私の感じていることなど些細なことだから・・・」

と他愛もない会話を遠慮している方が
結構多いことに気がつきました。

人の心は必要至急の会話では満たせない。

不要不急の会話こそ心には必要。

そんな風に言ってくれる人が増えるといいのですが。

ストレスの話でも他愛もない話でも
したい人は5月1日の第2回にお越しください。
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今日もいい一日をお過ごしください!






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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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