ホームページを自分で作る時、
まず何から始めればいいかご存知でしょうか?
知っている人はすでに
知っていることかもしれまんが、
知らない人もいると思うのでご紹介すると
「必ず文章から書きはじめる」
ことです。
多くの人はどこからはじめようとするかと言いますと、
デザインから決めたくなるのではないでしょうか。
ところが、
見かけは素敵なデザインなのに、
実際に中身を読んでみたら内容が薄かったり、
美辞麗句だけで本当に伝えたいことが
伝わってこなかったり。
そんなホームページも実際にたくさんあります。
セミナーでも何でもいいのですが、
たとえば自分独自の何かを
売るためのホームページであるならば、
お客さんはホームページのデザインが
いいから買ってくれるわけではありません。
伝わってくるその商品への
思いの強さと質に共感をして
買おうと思うのではないでしょうか。
ホームページのデザインは、
きれいに越したことはありませんが、
優先順位でいえば1位と5位くらいのちがいで
はるかに文章の方が上というわけです。
ときどき、
はじめて作るホームページの文章を
業者に外注する人がいますが、
個人的にはあまりオススメしませんね。
読みやすいように清書はお願いするにしても、
たたき台となる文章はぜんぶ自分でひととおり
書きあげることオススメしたいです。
そうしないと、
字面は整ってもその商品に対する
生の情熱は伝わりませんので!
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と、文章の大切さをここまで
熱く語ったあとでこういうのもなんですが、
実は私はホームページを作るとき
文章からではなくデザインから作りはじめます(笑)
じゃあ、いままでの話は何だったんだ!
と、怒られそうですが(汗)
これには訳がありまして。
正確にいうとデザインから作りだすのではなくて、
ホームページ全体の流れの構成から考えます。
どのページのどの部分から読んでもらいたいか?
そのためには、
どこにどんな文章やボタンをおけばいいのか?
商品の申し込み画面までの流れ全体を
イメージしながら決めます。
文章はガッツリ最初に書きませんけれども、
何を書くべきなのか、
タイトルと概要は完全に明確に決めます。
その上でデザインを作りはじめます。
なぜ文章を書くより、
デザインが優先かと言いますと、
それは私の生い立ちに少し関係があります。
・・・
技術者だった父の影響で、
わが家には小学2年生のころから
パソコンがありました。
当時、長野の田舎としては
自宅にパソコンがあるのは珍しいほうで、
よく友達が遊びに来ていました。
当時のパソコン用のゲームソフトというのは
今のようにCDやカード型ではなく、
カセットテープから「ピー、ジッジー」
という音を読み込むものでした。
なんでふつう音楽を聴くカセットテープで
パソコンのゲームが出来たのか?
いまでも仕組みはよく分かりません。
雑誌の見よう見まねで
「プログラム」も少しやっていました。
いまはみんなが当たり前に使っているWindowsやMacと違って、
すべてをメモ帳のようなところに
命令文と言われる文章を打ち込んでいくという
とても原始的な方法でした。
それをやることで、
パソコンの画面に絵を表示できたり、
動かしたりしたのですが、
プログラムを書いている最中は
結果がどうなるかわからない分だけ、
文字で書いたプログラムが、
実際に動いたときは感動がありましたね。
その頃と比べると、
パソコンで何かを作るのは
何千倍、何万倍も楽になりました。
・・・
前置きが長くなりましたが、
こんな経験もあって、
パソコン上で自分がやりたかったことが
目に見える形になることにもおすごく
ワクワク感をたぶん人一倍強く感じるのであります。
そんな経験もあり、一度プログラマに転職したことがあるのですが、
同じプログラムでも自分がやりたいことにしか
まったくワクワクを感じられなくて、
仕事でお金をもらって作るのはストレスでしかありませんでした。
(そして辞めました)
それはともかく、
そんなわけでホームページを作りはじめると
どうしても文章より先に、
デザインを先に作りたくなります。
ビジュアル的にある程度完成したデザインを見ながらの方が、
文書を入れときの完成のイメージふくらむので、
その後の文書を入れるためにも、
デザインを先に作っておきたいという気持ちになるんですね。
昔はよくデザインに力を入れすぎて
100%完成させようとしているうちに、
精根尽きて頓挫した、
なんて経験もよくありました(笑)。
最近はそんな失敗から学習をして、
7割がた完成したら講座の申し込みが
できることを最優先にして、文書を入れていったりします。
でも慣れていないからはやはり、
文章から先にしっかり描くことをオススメします。
ホームページに限らず何ごとも、
何をすれば最短距離で、
一番いいものが出来るのかを考えると、
型を崩してでも自分の中のワクワク感を優先した方が
いいという場面は結構あるのではないでしょうか。
型がないうちに崩してしまったら
ただの型なしですから、
慣れるまでは大変でも型通りすることが
大切であることは言うまでもありませんが。
いかがでしょう?
これをお読みのあなたは
願いをより早くより質のいいものに仕上げるために、
大切にしている自分だけのルール
を採用することはありますか?
何ごとも最後の正解は自分が決めることですね。
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