思考のクセ「因果」と「目的」

いつもありがとうございます。

食あたりしたことがあるのにカキ好きな、岩松正史です。

新しい著書の脱稿日(納品)が
近づいております。

とはいうもののうまく
表現しきれないところがあり
なかなか苦労しております(汗)。

きのうも朝から試行錯誤しながら
書いていたものの
なかなか筆(キーボード)が進みません。

ふと気づけばもう15時。

そこである悩みが発生しまして。

16時から都内で毎月通っている
勉強会があったのです。

「仕事が終わらないから、休もうかなぁ・・・」

そんな思いが湧き出てきました。

仕事が終わらないから予定を
変えようと思うことがよくあります。
(あなたはいかがですか???)

でもそんな風に
「Aだから、Bが出来ない」
と自分が思い始めたとき、

私は、その思考が本当に
自分にとって正しいのか?
自分に対して「ある質問」を
することにしています。

その質問とは、

「Bをしたくないから、わざとAにしているのではないか?」

つまり今の例なら、

「仕事が終わらないから、勉強会を休もうと思った」

のではなくて本当は、

「勉強会を休みたいから、仕事が忙しいからという理由をわざわざ自分の中で作りだしているのではないか?」

と自問してみるのです。

するとたいていいつでも、

勉強会を休みたい理由がちゃんと
自分にはあることに気がつきます。

その勉強会にはビジネスで成功した
キラキラした人たちがたくさん来ます。

そういう人たちに少しでも近づきたくて
勉強しに行っているのですが、

一方で勉強会に行けば行くほど、
成功できていない自分が浮き彫りになり
心苦しくもなるのです。

「勉強会行かない」という目的のために
「忙しいから」というもっともらしい
理由を作っている自分がいました。

こんな風に私の場合

「自分はAだから、Bが出来ない」

と思っていることの多くは

「Bをやりたくないから、Aだからという理由をわざと作っている」

ということがよくあります。

「過去がこうだから→今がこうなんだ」とか
「いまがこうだから→未来がこうなんだ」という風に
「原因があるからこの結果になる」考えるのを因果論。

反対に、

「未来に対して叶えたいことがあるから、今はこうだということにする」
という風に、
「目的のために、理由付けをする」のを目的論といいます。

どちらが正しいかというよりも、
どちらも合わせ技一本で正解です。

つまり、

「ある原因により生じた結果を、未来の達成したい目的のための都合のいい言い訳として使っている」

のでした。

私は、忙しいから勉強会に
行けなくなった(ようなきがする)と同時に、

勉強会に行きたくないからわざわざ
自分を忙しくしている
(あるいは忙しいと思うことにした)、
のでした。

こんな風に、因果と目的の2つの
視点から一回自分を眺めると、

「では、今日はどうするの?」

と自問自答した答えが導きやすくなります。

私は、

「勉強会に行けないほどは忙しくないよね!」

と自分に確認をとれたので
将来なりたい自分になるために、
勉強会に足を向けたのでした。

<お知らせ>

「傾聴すると聴く人が楽になる!」
その実体験をお伝えしたくて
15年間、傾聴一筋にお伝えしています。

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<<編集後記>>

きのうは人生初、
オイスターバーに行きました。

人生初オイスターバーであります。

産地のちがう2種類の生ガキをいただき
見かけがほぼぼなしカキでも
こんなにも味がちがうものかと
驚きながら堪能しました。

エネルギー補給完了。

張り切ってまいりましょう。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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