本当の「受容」がわかると傾聴の質が変わる!

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いつもありがとうございます。
好きな地下通路は東京駅と大手町を結ぶ地下通路、岩松正史です。

傾聴では一致、受容、共感が大切である・・・。

傾聴学んだことがある方であれば
誰でも知っている3条件ですね。

では「受容とは何ですか?」ときかれたら
何と答えるでしょうか?

クライアントを否定、批判、審判、
善悪で判断しない、すべてを受け止めて
あげることと答えるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。

そもそも受容(や共感)が「してあげる」
doingではない事は、心理学を学んでいる
人の中ではよく知られていることです。

ロジャーズは、
「うまくいったカウンセリングの中には流派を問わず
必ず受容や共感という状態が存在している」
といったまでです。

受容についてロジャーズ派の
D.メァーンズはこんな風にいっています。

『ロジャーズの言う「無条件の積極的関心」の「無条件」性の本質は「無選択」性、つまり、カウンセラー側の判断で取捨選択せず、クライアントから表現されているすべてのことに等しく意識を向けていく姿勢のこととして理解したほうがより有効であると言っている(クライアントを一人の人間として丸ごと受容する、といった抽象的な理解では、あまり役に立たないということだ)(Mearns 1994)』
〜カール・ロジャーズ カウンセリングの原点(諸富祥彦)〜角川選書

受容(無条件の積極的関心)とは
受け止めて「あげる」ことではなく、

クライアントの内側の
どの部分についても取捨選択せず
積極的に関心を寄せている状態、

無選択に、そこにあるすべてに
積極的関心をもっている姿勢です。

この本の筆者である明治大学の
諸富祥彦先生は以下のように
つけ付け加えています。

『私自身は、「無条件の積極的関心」とは、先述のように、それがクライアントの側から発されたものであれ、カウンセラーの側から発されたものであれ、あるいは、カウンセリング空間に漂っている「空気」「雰囲気」のような、そのどちらとも言えないもの(どちらでもあるようなもの)であれ、「カウンセリングの場に存在しているものであれば、どんなものでも、ていねいに意識を向けていく態度」のことである、と考えている。』

かなり専門的な話に聞こえるかもしれませんが、
正しい理解をしておくことが、より深く
意味ある傾聴にしていく上で役立ちます。

ご興味がある方はぜひこの本を
読んで学んでみてください。

以下に引用元の本を記載しておきますね。

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カール・ロジャーズ カウンセリングの原点(角川選書)諸富 祥彦
単行本 https://amzn.to/3MhdzcT
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<<編集後記>>

なんでかわからないけれど
好きな場所ってありませんか?

私は、事務所に向かう通勤路にある
東京駅から大手町をつないでいる
100メートルほどの地下通路が好きでして。

幅が広くてまっすぐ伸びている地下通路です。

100mも歩かなくても他の交通手段を使えば
事務所に行く方法は他にもあるのですが、
その地下通路を歩くのが好きなので
必ずその道を通ります。

その地下通路を抜けて
地下鉄の改札にたどり着いた頃には
何か気持ちが仕事モードに
切り替わっている感じがするのですよね。

これは心理的に何効果というのでしょうか?
調べたのですが、よく解りません。

ご存知の方はよかったら
感想欄から送って教えてください。

今日もいい1日をお過ごしください!

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